
「こんなに親密な裏切り者」あらすじ 1話
韓国随一のプロファイラーで、京畿道の警察で犯罪行動分析チームを率いるチャン・テス。離婚した元妻ユン・ジスが亡くなってから、高校生の娘ハビンと2人で暮らしているが、親子の会話はほとんどない。
ある日テスは、ハビンが塾をやめ、自習室にも通っていなかったと知る。さらにハビンは家出少女たちと携帯電話をめぐって揉め、交番に保護されていた。かばんから見覚えのない携帯電話が出てきてテスは娘を疑うが、防犯カメラの映像を確認し、疑ったことを悔やむ。
そんな中、山中の現場で大量の血痕だけが見つかり、遺体のない殺人事件が発生。捜査を担当したテスは、ハビンの位置情報が現場付近と重なっていると気づく。 その後、ハビンが自分から車に飛び込んで救急搬送されたと知らされたテスは、娘が事件に関わっているのではという疑念を振り払えなくなる。
「こんなに親密な裏切り者」あらすじ 2話
捜査が進むにつれ、現場近くの防犯カメラにハビンに似た少女の後ろ姿が映り、現場周辺にいた人の通話記録にもハビンの名前が出てくる。現場の茂みで見つかった赤い繊維も重要な手がかりとなる。
テスは娘の行動を見張り、ハビンも父が自分の部屋に入ったことに気づく。親子の神経戦が続くなか、ハビンの弟ハジュンが幼い頃に転落事故で亡くなった際も、テスがハビンを疑っていたという過去が明らかになる。
一方、遺体なき事件の被害者が家出少女ソン・ミナだと判明。ハビンがミナから携帯を取り戻し、事件当日に彼女を呼び出していたことも分かる。ハビンは警察署で捜査資料をのぞき見て、証拠の手がかりとなる赤いキーホルダーを隠してしまう。 ついにテスが「お前が殺したのか」と問いただすと、ハビンは逆に「ハジュンは本当に事故だったの?」と言い返し、テスは言葉を失う。
「こんなに親密な裏切り者」あらすじ 3話
刑事たちが家を訪れ、ハビンにアリバイを確かめる。ハビンは現場には行っておらず、事件当日は彼氏のイ・スヒョンと一緒にいたと説明。テスは自ら学校へ出向き、その男子生徒と防犯カメラの映像を確認して娘を信じることにし、捜査から手を引いて引っ越しまで考える。
しかしその後、ハビンの周りにはイ・スヒョンという同じ名前の女子生徒がいて、すでに学校をやめていたと分かり、アリバイは崩れる。テスはひそかに確保していたハビンのキーホルダーを鑑識に回す。 するとハビンは、テスの車に現金を忍ばせて不正の通報をし、テスは捜査から外されてしまう。
そんな中、キーホルダーからはミナの事件の痕跡に加え、1年前に死亡した白骨遺体のDNAまで検出され、連続殺人の可能性が浮上する。
「こんなに親密な裏切り者」あらすじ 4話
白骨遺体の身元が、ハビンの友人だった女子生徒イ・スヒョンだと判明。2つの殺人事件の証拠がハビンの持ち物から出たことで、警察が娘を容疑者と見るのは時間の問題となる。テスはハビンに自首を勧めるが、ハビンは家庭内暴力の通報で父に反撃する。
一方、家出グループのリーダー、チェ・ヨンミンが逮捕されるものの、決定的な証拠がなく釈放される。 ハビンはヨンミンを山に呼び出すが、ヨンミンが見せたスマホの映像には、ハビンの母ジスがスヒョンの遺体を埋める姿が映っていた。ヨンミンはその映像でジスを脅し、金を受け取っていたのだった。
その頃テスは、ハビンの部屋で見つけた携帯電話を調べ、それが亡き妻ジスの名義だったと知り衝撃を受ける。
「こんなに親密な裏切り者」あらすじ 5話
ジスがスヒョンの遺体を遺棄した場面から物語が始まる。テスは、なぜ元妻が娘の友人の遺体を埋めたのかを突き止めようとする。
ジスの精神科のカウンセリング記録から、離婚後に不安を抱えて暮らしていたジスの胸の内が明らかになる。テスがかつて抱いた疑いは、ジスの心にも根を張っており、ジスはハビンがスヒョンを殺したのではないかと思い込むようになっていた。 自分の疑いが娘と元妻を追い詰めていたと悟ったテスは、後悔の涙を流す。
しかしハビンは、ジスが亡くなった日にテスが母と会っていたことを指摘し、「なぜ会ったの」と問い詰める。テスにも言えない秘密があることが示され、幕を閉じる。
「こんなに親密な裏切り者」あらすじ 6話
テスは家出グループの少女ウンジンを問い詰め、ヨンミンとミナの関係を探る。 一方、チーム内では捜査に感情を持ち込むク・デホンと、それを快く思わないイ・オジンが衝突する。
そんな中、謎のヘルメットの男チョン・ドゥチョルが「ミナの父親だ」と名乗ってハビンとヨンミンに近づき、ミナを殺したのは誰かと迫る。ドゥチョルからヨンミンが釈放されたと聞いたハビンは、父が何かを隠していると疑う。実はテスには、かつてジスがハビンを弟殺しだと疑い、娘と一緒に死のうとしたという、娘に言えない秘密があった。
警察から身を隠していたヨンミンは、ハビンに「お前が殺したと思い込んだ母親が遺体を埋めた」と打ち明ける。取り乱して飛び出したハビンを追ったテスが目にしたのは、ヨンミンの遺体の前で血に染まった手で立つ娘の姿だった。 さらにドゥチョルの正体はミナの父ではなく、ハビンの1年時の担任教師パク・ジュンテの父親で、ジュンテがミナの首を絞める場面も明かされる。
「こんなに親密な裏切り者」あらすじ 7話
警察が駆けつける前に、テスはハビンを現場から連れ出す。ヨンミンの遺体には脚と首に異なる凶器の傷があり、犯人が2人いる可能性が浮上。家出グループの宿舎の家主キム・ソンヒと、教師パク・ジュンテが捜査線上に上がる。
ソンヒが連行されると、ジュンテが凶器のナイフを手に突然自首し、警察署は騒然となる。 一方、防犯カメラにはハビンがバイクに乗っていた映像が残っており、娘の嘘がまたひとつ明らかになる。ハビンは犯人を自分で見つけ出して殺すとまで口にし、テスを凍りつかせる。
そんな中、ドゥチョルはヨンミンの遺体の前にいるハビンの写真をテスに送り、「ジュンテを釈放しなければ娘の人生も終わる」と脅迫。ドゥチョルがミナの事件現場付近にいて、ハビンをはねた車の持ち主だったことも判明する。
「こんなに親密な裏切り者」あらすじ 8話
ジュンテは、自分がミナを殺したことを知ったヨンミンを、はずみで殺してしまったと供述する。ジュンテの案内でミナを埋めた山を調べるが、遺体はなく、掘り返された跡だけが残っていた。息子のためにドゥチョルが遺体を移していたのだ。暴力の前科を持つドゥチョルと教師ジュンテが親子だと知り、警察は驚く。
その後、ジュンテとソンヒのひそかな会話が明かされる。ジュンテはミナの首を絞めて殺したと話すが、解剖結果は絞殺ではなく、供述と食い違う。テスは別の真犯人がいると考え始める。
一方、オジンはハビンへの疑いを強めていた。現場で見つかったネックレスや、割れたコップから採取したDNAなどの証拠がハビンを指し示し、ハビンはヨンミン殺害の容疑者に切り替わる。テスはすべての捜査から外され、追い詰められる。
「こんなに親密な裏切り者」あらすじ 9話
捜査から外されたテスは、娘の無実を証明するためにソンヒを疑って周辺を調べる。 一方、ウンジンがヨンミンの残した荷物を持ち込み、事件の手がかりが加わる。さらにオジンは、押収されたハビンのノートパソコンから、家出グループを監視した記録や捜査チーム全員の身辺を調べたファイル、父テスを分析した文書まで見つける。ハビンは父が自分を疑うことも、最後には助けに来ることも見越して動いていたのだった。
そんな中、ついに真犯人が明らかになる。ミナとヨンミンを殺したのは、宿舎の家主ソンヒだった。金を渡さなければ通報すると迫ったミナを、ソンヒは薬を使って殺害していた。 テスとドゥチョルは、それぞれの子どもを守るため、ソンヒの犯行を証明しようと警察署へ向かう。
「こんなに親密な裏切り者」あらすじ 10話(最終回)
ソンヒは、家出の少年少女を利用して金を稼いでおり、言うことを聞かなかったスヒョンも廃工場で殺していたことが明らかになる。遺体を見つけたジスは娘が殺したと思い込んで埋めたが、ソンヒはその姿を利用し、ヨンミンを通じてジスを脅していたのだった。 声が録音された携帯の映像や復元された防犯カメラ映像から、事件当日、最初に廃工場へ入ったのがソンヒだったことも証明される。
一方、母を死に追いやったソンヒに復讐しようとするハビンを、テスが止める。テスが「ハジュンを殺したのか」と初めて正面から尋ねると、ハビンは涙ながらに否定。テスは、もっと早く聞くべきだったと謝り、長年のわだかまりがようやく解ける。
その後、テスは捜査での過ちの責任を取って警察を辞める。父と娘は食卓を囲み、テスは渡せずにいた誕生日プレゼントの腕時計をハビンに手渡し、2人は新たな一歩を踏み出す。
