作品基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 原題 | 이산(李祘) |
| 放送局 | MBC(韓国) |
| 放送期間 | 2007年9月17日〜2008年6月16日 |
| 話数 | 全77話 |
| 視聴率 | 平均26.4% |
| 演出 | イ・ビョンフン、キム・グノン |
| 脚本 | キム・イヨン |
「イ・サン」は、朝鮮王朝第22代王・正祖(チョンジョ)、イ・サンの生涯を描いた歴史ドラマです。MBC開局46周年の特別企画として制作されました。
あらすじ(ネタバレなし)
1762年、11歳の世孫(王位継承者)イ・サンは、父・思悼世子(サドセジャ)が謀反の濡れ衣を着せられ、祖父である第21代王・英祖(ヨンジョ)の命で米びつに閉じ込められるという悲劇に直面します。父を救おうと奔走する中で、サンは見習い女官のソン・ソンヨン、内侍見習いのパク・テスと出会い、身分を超えた友情を結びます。
父が最期に遺した「聖君になれ」という言葉を胸に、サンは祖父・英祖のもとで王としての資質を磨いていきます。しかし宮中には父を陥れた老論(ノロン)派の勢力が根を張っており、サンの廃位や暗殺を狙う陰謀が次々と仕掛けられます。
一方、宮廷を追われたソンヨンは、絵の才能を生かして図画署(トファソ)の茶母(タモ/下働きの女性)となり、テスもサンを守る武官を目指します。9年の時を経て再会した3人は、頭脳明晰な側近ホン・グギョンらとともに、宮廷に渦巻く権力争いへと立ち向かっていきます。
キャスト&相関図
| 役名 | 俳優名 | 役柄・関係 |
|---|---|---|
| イ・サン(正祖) | イ・ソジン(幼少期:パク・チビン) | 主人公。思悼世子の息子で英祖の孫。父の死後、世孫として即位を目指す |
| ソン・ソンヨン | ハン・ジミン(幼少期:イ・ハンナ) | 図画署の茶母。幼いころ宮中でサンと出会い、以来サンを想い続ける。画員になるのが夢 |
| パク・テス | イ・ジョンス(幼少期:クォン・オミン) | サンとソンヨンの幼なじみ。サンを守るという約束を胸に武官を目指す |
| 英祖(ヨンジョ) | イ・スンジェ | 朝鮮王朝第21代王。サンの祖父。息子・思悼世子を死に至らしめたことを心のしこりとして抱える |
| ホン・グギョン | ハン・サンジン | 世孫時代からサンを支える頭脳明晰な側近 |
| 恵嬪(ヘビン)ホン氏 | キョン・ミリ | 思悼世子の正室で、サンの生母。のちの恵慶宮(ヘギョングン) |
| 貞純(チョンスン)王妃 | キム・ヨジン | 英祖の継妃。老論派をまとめ、サンと対立する |
| 孝懿(ヒョイ)王妃 | パク・ウネ | サンの正室。穏やかで優しい性格 |
物語の対立軸は、サンを支える側近・仲間たちと、サンの即位を阻もうとする老論派の勢力です。老論派側には貞純王妃のほか、英祖の娘でサンの叔母にあたるファワン翁主(ソン・ヒョナ)と、その養子チョン・フギョム(チョ・ヨヌ)らが加わります。
配信・放送情報
※配信状況は変動する可能性があるため、最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
見どころ
時代劇の名匠イ・ビョンフン監督の代表作
演出を手がけたのは、「ホジュン 宮廷医官への道」「宮廷女官チャングムの誓い」などで知られるイ・ビョンフン監督です。脚本のキム・イヨンとは本作以降も「トンイ」「馬医」でタッグを組んでいます。
当初の60話から77話へ延長
本作は当初全60話で企画されましたが、高い人気を受けて17話延長され、全77話で完結しました。同時間帯の競合作「王と私」より3週間遅れて放送を開始しながら、第12話で視聴率を逆転したことも話題になりました。
図画署(トファソ)という舞台
宮廷行事の記録画などを担当した役所・図画署が物語の重要な舞台として描かれる点も本作の特徴です。ヒロインのソンヨンは図画署で働きながら画員を目指し、宮中の出来事に関わっていきます。
主要キャストの受賞
2007年のMBC演技大賞では、イ・ソジンが男性最優秀賞、ハン・ジミンが女性優秀賞、ハン・サンジンが男性新人賞、イ・スンジェが黄金演技賞を受賞しています。
撮影地・OST
撮影地
主なロケ地は、京畿道龍仁(ヨンイン)市にあるMBCのオープンセット「MBCドラミア」です。このほか、世界遺産・水原華城(スウォンファソン)でも撮影が行われました。
OST
サンとソンヨンのテーマ曲として使われた「約束」は、歌手チャン・ユンジョンが歌唱しています。この曲は、イ・ビョンフン監督の過去作「商道(サンド)」の楽曲を編曲したものです。

