
※本記事は最終話までのネタバレを含みます。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 1話
1482年(成宗13年)、廃妃ユン氏に毒薬を賜るという王命が下り、武官ソ・チョンスもその場に立ち会う。 罪の意識を抱えたまま山中で崖から転落したチョンスは、助けてくれた老師から、自分の運命には3人の女性が関わると告げられる。
14年後、燕山君の時代。老師の言葉が頭から離れないチョンスは官職を退く。
一方、宮中の台所・水剌間(スラッカン)では、女官パク・ミョンイが最高尚宮を代々務めるチェ一族の不審な動きを目にして報告する。 しかし逆に濡れ衣を着せられ、山中で毒を飲まされてしまう。友人の女官ハン・ペギョンがひそかに解毒剤を混ぜていたことで命をつないだミョンイは、川辺に倒れていたところをチョンスに助けられる。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 2話
8年後の1504年。夫婦となったチョンスとミョンイは白丁と身分を偽り、一人娘チャングムと人目を避けて暮らしていた。
その頃、燕山君の暴政は激しさを増し、廃妃の死に関わった者たちへの追及が始まる。 市場に出かけたチョンスは正体が露見して連行され、ミョンイは幼いチャングムを連れて夫の後を追い、漢陽(ハニャン)へ向かう。
漢陽でミョンイは旧友ハン尚宮に手紙を送り、二人は再会を果たす。 しかし、ハン尚宮の様子を怪しんだチェ尚宮に跡をつけられ、ミョンイの生存が知られてしまう。一族を守りたいチェ尚宮と兄チェ・パンスルの手の者に追われたミョンイは、チャングムに言葉を遺して息を引き取る。こうしてチャングムは両親をともに失う。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 3話
行き場を失ったチャングムは、酒屋を営むカン・ドック夫婦のもとに身を寄せる。時が流れ、チャングムは一人で酒の配達ができるほどに成長していた。
その頃、燕山君の暴政に耐えかねた重臣パク・ウォンジョンらは、王の異母弟・晋城大君を擁立する計画をひそかに進めていた。 チャングムはそれと知らずに密事に関わる酒を晋城大君のもとへ届け、その夜、反正が成功。晋城大君は中宗として即位し、チャングムは念願の宮女見習いとして宮中に上がる。
しかし仲間からは身分の低さを理由に疎まれる。 そんな中、チャングムはヨンセンと夜中に退膳間(テソンカン)へ忍び込み、誤って王の夜食を台無しにしてしまう。駆けつけたハン尚宮の見事な手際を、チャングムは感嘆の思いで見つめる。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 4話
ハン尚宮は台無しになった夜食の代わりに急きょ別の品を用意し、危機を切り抜ける。 チャングムとヨンセンは蔵に閉じ込められ、事情を知った訓育尚宮はチャングムを訓練から締め出してしまう。それでもチャングムは、外で掃除をしながら漏れ聞こえる講義を頼りに懸命に学び続ける。
配属試験を受けるため、水の入った桶を一晩持ち続けるという条件にも耐え抜いたチャングムは、試験を経てハン尚宮のもとに配属される。 ハン尚宮は何度も水を汲み直させ、その意図がつかめないチャングムは戸惑う。
その後もいじめは続き、チャングムは洗い物を一人で押し付けられる。 やがて他の厨房の食材が傷む騒ぎが起きるが、水剌間の料理だけは無事だった。チャングムが濁った井戸水に気付き、湯を沸かして洗い物をしていたためだと分かり、尚宮たちはその聡明さに驚く。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 5話
女官見習いの競技で課題が急きょ松の実刺しに変わり、チャングムは2位に入る。 しかし以前、相手の正体を知らずにクミョンから松の実刺しのこつを教わっていたことが知られ、仲間から裏切り者扱いされてしまう。
一方、水剌間の最高尚宮は体調を隠すため、男子禁制の宮中にひそかに医者を呼び入れていた。これが発覚し、チェ一族は窮地に立たされる。最高尚宮は退くことになり、女官長らは扱いやすいと見たチョン尚宮を後任に据える。
ところが最高尚宮となったチョン尚宮は、就任早々、絶対味覚などないと言い切り、最高尚宮の隣に座っていたクミョンを自分の席へ戻させる。すべては実力で評価すると宣言し、水剌間には波紋が広がる。 こうしてクミョンはチェ尚宮に、チャングムはハン尚宮に師事し、本格的に料理を学び始める。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 6話
成長したチャングムは、持ち前の好奇心から罰を受けることも多い日々を送っていた。
そんな中、食事を拒み続ける姫のために、クミョンはチャングムが炭を使ってみそやしょうゆの臭みを取っていた工夫をヒントに粥を作り、姫に食べさせることに成功する。 手柄を認められたクミョンは、中宗の誕生祝いに使う、明から贈られた錦鶏の管理を任される。
ところが、その錦鶏がいなくなってしまう。誰にも打ち明けられないクミョンを見て、チャングムは協力を申し出て、二人で夜の宮中を抜け出す。トックの手も借りて代わりの錦鶏を入手する算段をつけるが、その頃、水剌間では二人の不在が知られていた。 クミョンは錦鶏を手に無事宮中へ戻るが、チャングムは内禁衛(ネグミ)の兵に捕まり、女官長の前に引き立てられる。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 7話
宮中を抜け出した罪に問われたチャングムだったが、チョン最高尚宮とハン尚宮の懸命の取りなしで追放は免れ、宮中の片隅にある薬草畑「菜園」へ移される。 そこは栽培が成功したためしのない部署で、責任者チョン・ウンベクは酒に酔ってばかり。何もしないのが仕事だとまで言われてしまう。
途方に暮れながらも、チャングムは薬草の効能や栽培法を学びつつ、希少な薬草の栽培に挑む。やがて栽培は成功し、無気力だった菜園の人々も変わり始める。 ところが畑が荒らされる事件が起き、その裏にはチェ・パンスルの商団をめぐる不正が絡んでいた。
その頃、以前チャングムに傷の手当てをしてもらった武官ミン・ジョンホは、命の恩人が落としたノリゲを大切に持ち続けていた。 栽培成功の功績が宮中に伝わり、チャングムは水剌間へ戻れることになる。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 8話
菜園から戻る途中、ウンベクの使いで書庫に立ち寄ったチャングムは、ミン・ジョンホと初めて言葉を交わす。 水剌間に戻ったチャングムは、女官の正式採用を決める料理試験に向け、仲間と遅れを取り戻そうと勉強に励む。
試験は、料理名を当てる筆記と、その料理を作る実技の二段階。筆記で一番に正解したクミョンは最良の食材を手にする。 正解できなかったチャングムは、幼い頃に暮らした白丁村の記憶を頼りに肉の部位を選ぶ。
ところが実技の前夜、チャングムの食材から小麦粉が消えていた。行方を捜すうち、別の厨房の見習いがその小麦粉で饅頭を作っているのを見つけ、騒ぎになる。 そこへ宿直中の役人とジョンホが現れる。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 9話
試験では、支給以外の食材を使ったとしてチャングムに落第が言い渡される。しかし見学に訪れた皇太后がチャングムの料理を味わい、代わりの食材を選んだ機転と知識を評価したことで、落第は取り消される。
晴れて正式な女官となったチャングムに、ハン尚宮はかつて親友が使っていた包丁を贈り、その友との思い出を語る。だが二人はまだ、その親友がチャングムの母であることを知らない。
一方、ジョンホは自分を救った女性を捜し、手がかりをたどってトックの家を訪ねる。
そんな中、王の狩りに同行した水剌間は野外で食事を用意することに。ところが、スープに入り込んだ貝の毒で味見をしたハン尚宮らが倒れてしまい、後をクミョンとチャングムに託す。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 10話
チャングムとクミョンが鉱泉水で作った冷麺は中宗に好評で、二人は窮地を乗り切り、ハン尚宮にも認められる。王の護衛として同行していたジョンホがチャングムに声をかけ、クミョンは思いを寄せるジョンホとチャングムが知り合いだと知る。
処罰で退膳間への出入りを禁じられたミン尚宮らに代わり、チャングムが退膳間を手伝うことになる。そこは母が料理日誌を隠したと語っていた場所で、チャングムは日誌を探して夜ごと通い始める。
その頃、チェ尚宮はクミョンに、王妃のお腹の子を女児に変えるという呪いの札を退膳間に隠すよう命じていた。 やがて札が見つかり、夜中に出入りしていたチャングムが疑われる。母の言いつけを守り、本当の目的を明かせないチャングムは蔵に閉じ込められるが、ヨンセンの証言でクミョンにも疑いが向き、チェ一族は危機に陥る。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 11話
事件の黒幕を察したチョン最高尚宮は、二人を官憲に引き渡して真相を明らかにしようとする。しかし女官長が立ちはだかり、引き渡しは1日延ばされることに。その間にチェ一族は手を回し、形勢はチャングムに不利になっていく。 ハン尚宮の必死の願いを受け、チョン最高尚宮は最終的にこの件を不問に付すと決める。
そんな中、王子が大令熟手(テリョンスクス)カン・ドックの作った滋養の鶏粥を食べた後、手足が麻痺して倒れる事件が起こる。 医官たちは毒が原因だと見なし、トックは捕らえられて厳しい取り調べを受ける。トックの人柄を知る尚宮たちとチャングムは、真の原因を探して奔走する。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 12話
チャングムは、鶏粥に入っていた高麗人参がナツメグの作用を急激に強めたことが麻痺の原因だと、自ら食べて証明する。トックは無罪放免となるが、チャングムの舌にはかすかな麻痺が残り、味が分からなくなってしまう。
女官長の誕生祝いの宴で、体調のすぐれないチョン最高尚宮を手伝ったチャングムが締めの料理の味付けをする。しかしその味に女官長は激怒し、宴は凍りつく。チャングムは味覚が戻っていないことを思い知る。
チェ一族が自分の健康を口実に交代を企てていると察したチョン最高尚宮は、ハン尚宮とチェ尚宮を競わせて次の最高尚宮を決めたいと中宗に願い出て、許しを得る。 ハン尚宮は、味覚を失ったことを打ち明けて辞退するチャングムを、あえて自分の助手に選ぶ。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 13話
ハン尚宮は味覚を失ったチャングムに料理を作らせ、舌ではなく頭の中で味を描く力を引き出そうと特訓を始める。 チェ尚宮はクミョンに代々伝わる料理の秘伝書を教え始め、さらにヨンノをチャングムと同室にして動向を探らせる。
一方、トック夫婦は町でジョンホと再会し、トックはチャングムを彼のもとへ案内しようとするが、二人は互いに気付かないまますれ違ってしまう。
そんな中、宮中の味噌の味が変わるという騒ぎが起きる。味噌の変質は不吉の前兆とされ、女官長は責任を問おうと動き出す。 チョン最高尚宮は、この原因究明を最高尚宮の座をかけた競合の最初の課題として二人に課す。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 14話
ハン尚宮とチャングムは、味噌の味が変わった原因が花粉にあることを突き止める。チャングムが作った味噌チゲを口にした中宗はその味に満足し、原因の説明にも興味を示して二人を称える。 それでもチャングムは、味覚が戻らない自分に気が晴れない。
チャングムは菜園のウンベクを訪ね、蜂の針を使った治療を自分に試してほしいと懇願するが、断られてしまう。落ち込むチャングムを、ジョンホがそっと励ます。
一方、ヨンノの報告から、チェ尚宮はチャングムが味覚を失っていることに気付く。 新しい料理を披露する恒例行事の審査をハン尚宮とチェ尚宮が務めることになり、チェ尚宮はこの機会にチャングムの秘密を確かめようと企む。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 15話
チャングムが鯨肉で作った料理は中宗に称賛される。 チェ尚宮は皆の前でチャングムの味覚喪失を暴露し、水剌間にいる資格を問う。だがすでに味覚を取り戻していたチャングムは、塩辛を使った試験に全問正解して疑いを晴らす。チャングムは力を貸してくれたウンベクとジョンホに礼をする。
競合を取り下げさせようとしたチェ尚宮側の根回しは、結果として審査役が中宗から皇太后に移るという形に落ち着く。こうして王子の誕生祝いの料理を皮切りに、最高尚宮の座をかけた本格的な競合が始まる。
その頃、ジョンホは王妃の命で、ウナム寺で療養中の老尚宮のために医員と料理人を手配し、料理人にはトックが選ばれる。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 16話
皇太后による最初の競合で、ハン尚宮とチャングムは敗れる。ハン尚宮は、良い材料や秘法ばかり追い求めて料理に込める真心を忘れていると厳しく叱り、チャングムを療養中の尚宮の世話係として宮中から出す。 残されたハン尚宮のもとでヨンノやヨンセン、チャンイが手伝いを申し出るが、誰も厳しい指導についていけない。
一方、ウナム寺には密命を帯びたジョンホとトックも来ていた。ジョンホと町へ出たチャングムは帰り道に正体不明の男たちに襲われ、寺で働く男にかくまわれる。その男の山菜料理のおいしさにチャングムは驚く。 療養中の尚宮の最後の願いは、幼い頃に兄からもらった香ばしい米をもう一度食べることだった。
そんな中、チャングムはジョンホに、これまで誰にも明かさなかった両親の話を打ち明ける。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 17話
休暇を取ってジョンホを追ってきたクミョンは、ジョンホとチャングムが親しげに語り合う姿を見て声をかけられず、思いを抱えたまま山を下りる。
宮中では皇太后から2つ目の課題が出される。肉の代わりに一年中食べられる魚の刺身を工夫せよというもので、氷を調達しやすいチェ一族に有利な内容だった。ハン尚宮は準備のため、一人で宮中を出る。
その頃、女官の宿舎に不審者が逃げ込んだとして一斉捜索が行われる。立ち会ったチョン最高尚宮は、チェ尚宮の部屋で、代々最高尚宮だけが受け継ぐはずの秘伝書を見つけて激怒する。
寺での務めを終えたチャングムは宮中へ戻り、ハン尚宮に許しを請う。 そんな中、宮中で疫病の疑いがある病が広がり、疑いのある者は宮外へ出されることに。女官長とチェ尚宮は、これを利用しようと企む。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 18話
持病があるだけのチョン最高尚宮まで疫病の疑いで宮外に出され、女官長らはこの機に最高尚宮の交代を図る。競合は中断され、皇太后の指示でチェ尚宮が最高尚宮代行に就く。
代行となったチェ尚宮は、明の使節を接待する太平館へハン尚宮とチャングムを送り出す。使節の正使は山海の珍味しか口にしない食通として知られていた。 しかしハン尚宮は、正使が消渇(糖尿病)を患い、長旅で悪化していることに気付く。二人は病に合わせた素朴な料理を出すが、正使と接待役のオ・ギョモは激怒し、ハン尚宮は引き立てられてしまう。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 19話
チェ尚宮とクミョンは正使に贅を尽くした宴席料理を出すが、正使はそれを退ける。そして、食べる側にも守るべき道理があるとして、滞在中の食事をすべてハン尚宮とチャングムに任せると告げる。
一方、宮外で療養する者たちのうち、チョン最高尚宮だけは病状が悪化していた。宮中から届く薬を怪しんだチョン最高尚宮は、町医者に中身を確かめさせ、自分を弱らせるものだと知る。チョン最高尚宮は女官長を呼び出し、宮中へ戻すよう取引を迫る。
その頃、チャングムは王妃に呼ばれ、寺で看取った尚宮の最期を語る。太平館での出来事も王妃を通じて皇太后の耳に入り、皇太后は自分を欺いた女官長とチェ尚宮を叱責する。 また、ジョンホは横領疑惑を追い、トックの案内でチェ・パンスルが出入りする料亭を探る。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 20話
最高尚宮の座をめぐる競合は1勝1敗となり、最終課題は皇太后の誕生祝いの料理に決まる。 ハン尚宮は、若い頃に親友ミョンイと一緒に埋めた甘酢を使おうと考え、準備に入る。チェ尚宮も今回は真っ向勝負を覚悟するが、兄のパンスルはひそかにハン尚宮の妨害を企てる。
競合の前夜、ハン尚宮の食材が家畜に荒らされる事態が起きる。ハン尚宮は準備をチャングムに任せ、食材を手に入れるため宮外へ急ぐ。 しかしハン尚宮は競合の時刻になっても戻らず、そのまま勝負が始まってしまう。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 21話
ハン尚宮の不在を知った皇太后は競合を中止しようとするが、王妃のとりなしで続行される。ハン尚宮は民家の蔵に閉じ込められていたが、トックの知らせを受けたジョンホに救い出される。
ハン尚宮が戻った時、すでにチェ尚宮側が優勢だった。しかしハン尚宮は、この勝負はもうチャングムのものだとして調理場に入らず、すべてを任せる。 チャングムは母が書き残した方法で素朴な鶏の泥焼きを作り、チェ尚宮は子豚の蒸し料理で勝負する。最後の一品を前に「最高の料理」を問われたチャングムは、これから出す菓子こそがそれだと答え、勝負に臨む。こうして、次の最高尚宮はハン尚宮に決まる。
一方、チョン最高尚宮は体調を理由に早く職を退こうとするが、チェ一族は決定を覆そうと各部署の尚宮たちを抱き込み始める。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 22話
ハン尚宮が最高尚宮に任命されるが、納得できないチェ尚宮はさらに反撃に出る。これを知ったチョン最高尚宮は怒りのあまり倒れ、王族以外は宮中で最期を迎えられないという掟により宮外の民家へ移される。チョン最高尚宮は、後のことをチャングムに託して息を引き取る。
一方、チェ尚宮は各部署の尚宮たちをまとめ、出自の低いハン尚宮には従えないとして一斉に命令を無視させる。 チャングムは見習いや男の料理人たちの手を借りて何とか仕事を回すが、孤立したハン尚宮は追い詰められていく。女官長から訴えを受けた皇太后も、自らの判断に迷い始める。 ハン尚宮はついに決断し、皇太后にある申し出をする。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 23話
ハン尚宮は皇太后に競合のやり直しを申し出て、勝った場合には事態収拾のための全権を求める。采配を任された王妃のもと、再競合の課題は炊飯に決まる。 チェ尚宮とハン尚宮の二人だけが庭で飯を炊き、各部署の尚宮や女官たちが試食して投票で勝者を決めることになる。
その頃、チャングムは母の日誌を手がかりに、母が友人と埋めた甘酢の瓶を探し出し、母の友人に宛てた手紙を瓶に入れる。
一方、ジョンホはパンスルやオ・ギョモの不正を暴くため、内禁衛から司憲府(サホンブ)へ移る。帳簿を洗い直し、パンスルの商団が品物を納める厨房から調べを始める。 競合の結果、ハン尚宮のもとで水剌間の新体制が発表される。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 24話
チェ尚宮に命じられたヨンノは、チャングムが整理していた帳簿を盗み出す。その中にはミョンイの日誌が紛れていたが、チェ尚宮は気付かないまま返させる。 その後、日誌を盗み見ていたヨンノから取り上げたハン最高尚宮は、それが親友ミョンイのものだと気付く。しかしヨンノの嘘により、持ち主がチャングムであることはまだ知らない。
一方、ヨンノの報告を聞いたチェ尚宮も日誌の書き手に思い当たり、それを持つチャングムの素性を悟って激しく動揺する。
その頃、司憲府は宮中の役所を一斉に調べてオ・ギョモを追い詰め、中宗もパンスルの商団による物品の独占納入を知る。オ・ギョモらは、自分たちを脅かす人物がジョンホだと突き止める。 そんな中、ハン最高尚宮は尚宮たちを集めて各厨房の食材出納帳を突きつけ、これまでの悪しき慣行を正そうとする。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 25話
ついに互いの素性を知ったチャングムとハン最高尚宮は、胸に秘めてきた思いを語り合い、涙する。チャングムは、母と自分の命を狙ったのがチェ一族だったことも知る。 しかし母の死の真相を記した手紙が盗まれており、ハン最高尚宮はヨンノが関わったとみて、口を封じるため蔵に閉じ込める。
チャングムはジョンホを訪ね、両親の汚名をすすぐための助けを求める。ジョンホは表向きは地方へ派遣された形を取りつつ、ひそかにオ・ギョモ一派の調査を続けていた。ジョンホは少し待ってほしいと伝え、チャングムへの思いものぞかせる。
その頃、中宗が療養のため温泉へ行くことになり、ハン最高尚宮とチャングムも同行する。これを知ったチェ尚宮とパンスルは、ひそかに謀略を巡らせる。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 26話
湯治とハン最高尚宮のアヒル料理で元気を取り戻したはずの中宗が、宮中に戻ってから高熱で倒れる。原因がつかめず、医官チョン・ユンスらに誤診の疑いがかかる。パンスルはユンスに近づき、責任を逃れる方法があると持ちかけて抱き込む。
やがて湯治場のアヒルが硫黄を含む水を飲んでいたことから、ハン最高尚宮が王に害をなしたとして罪に問われる。ハン最高尚宮は水剌間への出入りを禁じられ、チャングムも取り調べの対象になる。 チャングムに頼まれたトックは、ジョンホと一緒にアヒルの調査に向かう。
一方、チェ一族とオ・ギョモは、長年の不安と政敵を一挙に取り除く好機と見て手を組み、ジョンホまで陥れようと動き出す。
「宮廷女官チャングムの誓い」あらすじ 27話
ジョンホの報告を受け、内禁衛長の主導で関係者を集めたアヒル料理の検証が行われる。ハン最高尚宮とチャングムが中宗の食べた料理を再現し、見習いのホンイが試食する。ところがチェ一族側の画策により、翌日ホンイが高熱で倒れ、形勢は一気に逆転する。 内禁衛長は累が及ぶのを恐れ、ジョンホを自宅の蔵に閉じ込める。
アヒルを売った商人は拷問に耐え切れず偽りの自白をし、ハン最高尚宮とチャングムは大逆の罪を免れない状況に追い込まれる。 ハン最高尚宮はチャングムを救うため、自らも罪を認める。生き延びて、いつか自分の名誉を回復してほしいと頼むハン最高尚宮に、チャングムはもう一人で残されるのは嫌だと訴える。

