
「不滅の恋人」あらすじ 1話
雪の中、粗末な戦装束をまとった男が都を目指していた。 3年前に北方で戦死したと伝えられていた王の末弟、ウンソン大君イ・フィだった。
一方、王の病は重く、世継ぎはまだ幼い。王位を狙う兄のチニャン大君イ・ガンは、この機に宮殿へ向かう。 フィはようやく大妃との対面を果たすが、喜びもつかの間、王が息を引き取る。フィはガンを抱きしめ「死なずに戻りました、兄上」と告げ、兄弟の間に張りつめた空気が漂う。
そんな中、フィはかつての恋人ソン・チャヒョンが別の男に嫁ぐと聞き、彼女の屋敷へ駆けつける。フィが死んだと信じ尼になる覚悟まで決めていたチャヒョンと、2人は涙の再会を果たす。 その頃、ガンは弟に向けて静かに弓を構えていた。
「不滅の恋人」あらすじ 2話
物語は3年前にさかのぼる。 重臣ソン・オクの娘チャヒョンは、絵を描くことが何より好きなおてんば娘。高価な青い顔料をめぐって画材屋の店主ともめていたところへ、ひとりの青年が割って入る。身分を隠したフィだった。助けられたものの、その飄々とした態度にチャヒョンは反感を抱き、2人の第一印象は最悪に終わる。
一方、宮中では王位をうかがうガンと、民からも慕われるフィの兄弟が、撃毬(馬上の球技)の試合で正面からぶつかることになる。 試合会場を訪れたチャヒョンは、思いがけずフィと再び顔を合わせる。
「不滅の恋人」あらすじ 3話
偶然の出会いが重なるうちに、フィとチャヒョンは互いに不思議な感情を抱き始める。
一方、撃毬の試合はガンの側に軍配が上がる。ガンはユン・ナギョムとの婚姻がすでに決まっている身でありながら、勝利の宴で目にしたチャヒョンに強く心を奪われる。彼女の素性を調べ上げたガンは、その執着を隠そうとしない。 こうして、ひとりの女性をめぐる兄弟の因縁が静かに動き出す。
「不滅の恋人」あらすじ 4話
王の側室が男子を出産し、正統な後継ぎが誕生する。それでも王位をあきらめないガンと叔父ヤンアン大君は、ひそかに陰謀を巡らせる。
一方、フィは王子であることを伏せたまま、自ら描いた絵と恋文をチャヒョンに送り、会いたいと願い出る。少しずつ距離を縮めていく2人の間には、初々しい恋心が芽生えていく。 しかしガンもまた、チャヒョンへの欲望を抑えることなく、次の手を打とうとしていた。
「不滅の恋人」あらすじ 5話
フィとガンの間で追い詰められたチャヒョンは、ガンの船から川へ身を投げる。フィは迷わず飛び込んで彼女を救い出し、2人はようやく互いの想いを確かめ合う。フィはガンに対し、チャヒョンから手を引くよう釘を刺す。
ところが、ガンとナギョムの婚礼の場で、チャヒョンは「李家の者」と名乗っていた彼が王の弟だったと知り、深く傷つく。 その頃、北方から女真族侵入の知らせが届き、王が倒れてしまう。
「不滅の恋人」あらすじ 6話
王が倒れたことで、朝廷は王弟を推す派と世子を推す派に割れて激しく対立する。ヤンアン大君はガンを後継に据えようと画策するが、その狙いを見抜いた大妃は、誰も予想しなかった一手を打ち、フィを後継候補として重んじる姿勢を見せる。
これに激怒するガン。ヤンアン大君はフィを北方の戦地へ送り出し、新たな罠を仕掛ける。 出征を前に、フィとチャヒョンは仏前で夫婦の契りを交わし、互いへの誓いを立てる。
「不滅の恋人」あらすじ 7話
フィは北方への遠征に出発する。もう一度だけ彼に会いたいチャヒョンは、男装して下働きに紛れ込み、ひそかに遠征軍の後を追う。 陣営でフィに見つかったチャヒョンは、彼の幕舎で並んで夜を明かし、2人はそっと口づけを交わす。
一方、娘の行動に気づいたチャヒョンの母は動揺し、ガンは自ら遠征軍のもとへ急ぎ、2人を引き離してしまう。別れ際、チャヒョンは「水に塩を入れれば凍らない」という知恵をフィに託す。 戦地に着いたフィは、和睦の使者を買って出て女真族の本陣へ乗り込むが、ヤンアン大君の策略によって窮地に陥る。
「不滅の恋人」あらすじ 8話
絶体絶命のフィは、女真族の娘ルシゲらの助けで一度は危機を脱するものの、結局捕らえられて捕虜の身となる。
その頃、都には勝利の知らせとともにフィ戦死の報が届く。チャヒョンは信じようとしないが、ガンはフィの血に染まった綿入れの衣を見せつけ、彼は死んだと告げる。その衣は、チャヒョンがフィのために用意したものだった。 一方、脱出を図るフィには追っ手が迫り、鋭い矢が降り注ぐ。
「不滅の恋人」あらすじ 9話
時は流れて3年後。死地をくぐり抜けたフィは、ルシゲを伴い、ついに都へ帰り着く。 しかし生存はすぐには信じてもらえず、フィはルシゲを使いに出して大妃に自分が生きていることを伝えようとする。一方、王の危篤を知ったガンは、王座を得る好機と見て宮殿へ向かう。
フィは大妃との再会を果たすが、ほどなく王が崩御し、国は喪に服す。 そんな中、フィは喪服姿で髪を短く切ったチャヒョンと、かつて契りを交わした場所で再会する。2人は命がけで守り抜いた愛を確かめ合う。
「不滅の恋人」あらすじ 10話
幼い世子が王位に就き、大妃が摂政として政務を担うことが決まる。王権への野心を捨てないガンは、大臣たちから忠誠の誓いを取り付けて勢力を固めていく。 大妃はガンをけん制するため、フィを兵曹判書に任命する。
一方、フィとチャヒョンの婚礼が決まる。しかしガンはナギョムとともに2人を陥れる陰謀を企てていた。 婚礼の当日、ガンが送り込んだ刺客たちが式場で刃を振るい、祝いの席は血に染まる。さらに自分の腕を斬って血を浴びたガンによって、その場は「謀反の現場」に仕立て上げられていく。
「不滅の恋人」あらすじ 11話
ガンとヤンアン大君の罠にはまったフィは、逆賊として捕らえられる。刺客たちの自白に加え、チャヒョンの父ソン・オクによる告発までが重なり、フィは謀反の首謀者に仕立てられてしまう。
朝廷では大王大妃となったシム氏に対し、フィを処刑せよとの圧力が強まる。ガンはその混乱に乗じ、自分に領議政の座を与えるよう迫る。 そんな中、チャヒョンはフィの命を救うため、ガンのもとを訪ねてひざまずく。
「不滅の恋人」あらすじ 12話
大逆罪人として投獄されたフィと、その身を案じるチャヒョン。先の見えない状況に置かれながらも、2人は互いへの信頼と希望を失わずにいた。チャヒョンは獄中のフィを励まし、彼を救う道を必死に探る。
しかしヤンアン大君と大臣たちは、なおもフィを処刑するよう大王大妃に詰め寄る。 追い詰められた末、フィは命こそ助かるものの、流刑に処されることになる。
「不滅の恋人」あらすじ 13話
フィは流刑地の喬桐島へ送られ、チャヒョンもルシゲとともに島へ向かう。
一方、ガンの腹心ウルンは島を管轄する役人トン・ジョングクを訪ね、フィの暗殺を命じる。役人の黙認のもとで襲撃を受けたフィたちは逃走を図るが、ついに崖っぷちに追い込まれる。その瞬間、放たれた矢がフィの胸を射抜き、フィは崖から海へと落ちていく。
その頃、ガンはついに王位に就き、フィが持っていたものすべてを手に入れようとする。
「不滅の恋人」あらすじ 14話
宮殿へ呼び出されたチャヒョンは、王となったガンを殺そうとするが失敗し、秘密の宮に幽閉されてしまう。 王座に就いたガンは、大臣たちの前で王権の強化を宣言する。そんな中、王妃となったナギョムは、幽閉されたチャヒョンに容赦のない拷問を加える。
一方、ひとり島に残っていたルシゲは、フィの従者キトゥクを探して島中を歩き回るうちに、死んだと思われていたフィと驚きの再会を果たす。
「不滅の恋人」あらすじ 15話
チャヒョンがガンの側室になったという噂が広まる中、フィはチャヒョンを救い出し、自分たちの隠れ家へ連れ帰る。しかしチャヒョンは、フィが自分を疑ったと感じて冷たい態度を取る。 やがてフィは、チャヒョンの体に残る拷問の傷跡に気づき、激しい怒りに震える。
一方、チャヒョンが消えたと知ったガンは激怒し、何としても彼女を見つけ出すよう命じる。 その頃、ヤンアン大君は、ガンの命令に従おうとしないソン・オクを懐柔し、ときに脅して屈服させようとする。
「不滅の恋人」あらすじ 16話
退位させられた幼い王が流刑地で過酷な暮らしを強いられていると知り、フィとチャヒョンは少年王を救い出す計画を立てる。チャヒョンもまた、フィの同志として共に戦う道を選ぶ。
一方、ガンは暗殺への恐怖と周囲への不信から、日に日に神経をすり減らしていく。 そんな中、ソン・オクは明への使節として都を離れることになる。チャヒョンに会おうと隠れ家を訪ねる母とトゥクシクだったが、その動きはウルンの鋭い目に見張られていた。
「不滅の恋人」あらすじ 17話
ウルンによって、チャヒョンの居場所と一行の隠れ家が突き止められる。知らせを受けたガンは、チャヒョンに会うためすぐさま山寺へ向かう。 フィを逃がしたチャヒョンは、ひとりでガンを迎え、毅然とした態度で偽りの要求を突きつける。思いがけない彼女の姿に、ガンの心は揺らぐ。
一方、隠れ家を移したフィたちは、ヤンアン大君を完全に排除するための計画を練り始める。
「不滅の恋人」あらすじ 18話
ガンの監視の目をくぐり抜け、フィとチャヒョンはひそかに会い続ける。 そんな中、チャヒョンは「今日、あなたの花嫁になります」とフィに告げ、2人は妓房の一室でついに結ばれる。
一方、フィはガンを王座から引きずり下ろすため、ガンが墓参りに出る行列を襲撃する計画を進める。しかしガンは密告者を通じて、その動きに気づき始めていた。
※18話は韓国公式の各話紹介が確認できず、日韓の情報源で描写の重なりが少ないため、確認できた展開のみを記載しています。
「不滅の恋人」あらすじ 19話
決戦の日。フィたちが待ち伏せる墓参りの道に、王の行列が姿を現す。フィの合図とともに矢が空を覆い、現場は大混乱に陥る。フィは混乱に乗じてガンが乗っているはずの輿を奪うが、中にガンの姿はなかった。 作戦は失敗に終わり、ルシゲと北方の仲間たちが命を落とす。フィは悲しみをこらえ、宮殿へと急ぐ。
一方、キトゥクとともに少年王を宮殿へ連れて行こうとしていたチャヒョンの前に、墓参りに出ているはずのガンが現れる。チャヒョンとキトゥクは捕らえられ、ガンは不気味な笑みを浮かべる。 その頃、フィは襲撃が失敗した場合に備えていた、次の手を打つ。
「不滅の恋人」あらすじ 20話(最終回)
宮殿を掌握したフィは、上王の復位を宣言する。 一方、ガンの手下とウルンは、ナギョムと幽閉されたガンを救い出すため再び宮殿へ忍び込む。しかしガンは逃げることを拒み、屈辱の中で生き延びるより、フィとの最後の決着を望む。
ついに向き合った兄弟。フィは兄を許そうとするが、ガンは自分を殺せと言い放ち、フィに斬りかかる。その瞬間、背後から現れたウルンの刃がガンを斬る。ガンは、愛した人たちを見つめながら「すべてを手放すと、こんなにも自由なのか」と言い残し、息を引き取る。
その後、フィは幼い王を王座に戻し、摂政として国を支える。10年後、王が立派に成長すると官職を退き、家庭へ戻る。チャヒョンとの間には2人の子どもが生まれ、廃されたナギョムから託されたガンの娘も、チャヒョンが愛情を込めて育てることを誓う。
