
※本記事は最終話までのネタバレを含みます。
「ワンダーフールズ」あらすじ 1話
1999年、終末論が広がるヘソン市。重い心臓病で余命わずかと宣告されたウン・チェニは、自暴自棄になって町で騒ぎを起こしていた。旅の資金を祖母ジョンボクに断られた彼女は、幼なじみのロビンと町一番のクレーマー・ギョンフンを誘い、自分が誘拐されたと見せかけて祖母から身代金をせしめる狂言誘拐を企てる。
一方、ヘソン市役所の新人職員イ・ウンジョンは、ギョンフンの苦情対応を押し付けられるなか、「20年前のように人が次々と消えている」という老人の訴えを耳にする。
そんな中、脅迫動画の撮影中にチェニが心臓発作で急死。うろたえたギョンフンとロビンは遺体を不法投棄場に捨てようとするが、調査に来たウンジョンに見つかり、揉み合ううちに遺体ごと窪地の汚れた水たまりへ転げ落ちる。駆けつけた警察が捜しても遺体は見つからず、そこへ死んだはずのチェニが平然と姿を現す。
「ワンダーフールズ」あらすじ 2話
息を吹き返したチェニは、ギョンフンとロビンに口裏を合わせさせて警察の追及をかわすが、入院先で祖母ジョンボクに狂言誘拐がばれてしまう。慌てて隠れたクローゼットで目を閉じた瞬間、チェニは見知らぬ場所へ移動し、すぐに戻るという不可解な体験をする。
その後、チェニの心臓病が跡形もなく治っていると判明。ジョンボクは喜びながらも表情を曇らせ、旧知のチェ院長に連絡を取る。
一方、ウンジョンには、幼い頃に研究施設で人体実験を受けて念力を得た過去があった。生き返ったチェニに、施設で出会った“不死の少年”を重ねた彼は、正体を確かめるため念力で廃墟ごとチェニを追い詰める。その光景をギョンフンが目撃するなか、チェニは海上の船へ瞬間移動し、銃を持った男たちに取り囲まれてしまう。
その頃、ギョンフンとロビンの体にも異変が表れ始める。そしてジョンボクと連絡を取ろうとしていたチェ院長の屋敷には、ある男が若者たちを連れて現れる。
「ワンダーフールズ」あらすじ 3話
廃墟に戻ったチェニは、驚いたウンジョンの念力で吹き飛ばされる。その様子をうかがっていたのは、重力を操るキム・パルホ。洗脳能力を持つジュラン、幻覚能力を持つホランとともに、かつてウンジョンと同じ施設で実験を受けた“ワンダー・キンダー”で、3人が「父さん」と慕うハ・ウォンド博士の下、カルト教団「永遠の救済教会」の陰で計画を再始動させていた。
チェニは自らの瞬間移動に加え、ロビンの怪力、ギョンフンの粘着能力を確かめ、ウンジョンを問い詰めるが、はぐらかされる。
そんな中、体が溶けるような異変に見舞われた警察官のパトカーが横転。燃える車体にギョンフンの手がくっついてしまうが、ロビンの怪力とウンジョンの陰の助けで全員が救出される。
一方、ジョンボクはチェ院長の死と、ウォンドの無実を訴える遺書に困惑していた。
能力が消えればまた病で死ぬのではと怯えるチェニに、ウンジョンは能力は消えないと告げ、チェニは彼を「師匠」と呼んで慕い始める。パルホがチェニを狙っていると知ったウンジョンは、そばで守るため彼女を市役所で働かせることに。大喜びのジョンボクの前に、ウォンドが姿を現す。
「ワンダーフールズ」あらすじ 4話
20年前、施設の爆発事故の際にパルホたち3人を逃がしていたウォンドは、仮釈放後に彼らと再会し、実験で唯一の成功例となった不死の能力者“永遠の子”を捜していた。ジュランの洗脳でジョンボクから居場所を聞き出そうとするが、彼女は「あの子は死んだ」と答える。ウンジョンもまた、親友だった永遠の子への残酷な実験に怒り、能力を暴走させて事故を招いた過去に苦しんでいた。
翌日、チェニたちは教団も参加する市の清掃活動へ。ウンジョンは能力を人に知られるなと釘を刺し、3人を倉庫にこもらせて発動条件を探らせる。
その頃、ジョンボクのもとには探偵ジュンモに化けたホランが接触し、ジョンボクは本物のジュンモにチェニ捜しを急がせる。
一方、ウンジョンはパルホに襲われ、激しい能力戦に突入。瞬間移動で現れたチェニとロビンも巻き込まれ、チェニは深手を負いながらウンジョンを連れて雪の降る土地へ瞬間移動する。そこで息絶えたチェニだったが、ウンジョンの必死の心肺蘇生の末、再び息を吹き返す。
「ワンダーフールズ」あらすじ 5話
蘇生したチェニはウンジョンとともにヘソン市へ戻る。
その後、4人は能力の発動条件を探り始めるが、ウンジョンの前にホランが現れ、自分たちの側に戻るよう迫る。ウンジョンはこれをはっきりと拒む。
やがてウンジョンはチェニに、教団が“永遠の子”を捜していること、そしてジョンボクがかつて実験の支援者だったことを打ち明ける。祖母を問い詰めたチェニは、事故で脳に致命傷を負い、死と蘇生を繰り返すだけになった永遠の子の心臓が、幼い自分に移植されていたと知る。多くの子どもの犠牲の上に生きてきたという事実に、チェニは打ちのめされる。
悩んだ末、チェニは祖母とともに罪を背負って生きると決め、ウンジョンにも胸の内を明かす。特訓の結果、ロビンは傷つく言葉、ギョンフンは嘘、チェニは心拍数の上昇が能力の鍵だと判明し、4人の絆は深まっていく。ところがその夜、ウンジョンは「簡単に人を信じるな」と告げ、チェニを気絶させて教団側へ引き渡してしまう。
「ワンダーフールズ」あらすじ 6話
教団の研究施設に運ばれたチェニは、心臓を奪おうとするウォンドの手から、ポケットにあったコーヒーゼリーのカフェインで心拍数を上げ、瞬間移動で一時逃れる。ウンジョンは、自分の本名と母親の情報と引き換えにチェニを差し出していたのだった。怒りをぶつけるチェニだったが、再び施設へ戻されて捕らわれ、ジュランの洗脳で生きる気力を奪われかける。
一方、チェニが連れ去られるのを目撃していたギョンフンは、ウンジョンの裏切りをロビンに告げる。怒ったロビンは怪力を暴走させたままウンジョンに詰め寄る。
その頃、ジョンボクはウンジョンを呼び出し、過去の罪を謝罪する。チェニの“やりたいことリスト”を目にし、ジョンボクのぬくもりに触れたウンジョンは、救出を決意する。
教団前で大規模なデモが起こる中、同じ施設の出身だったジュンモの案内で、ウンジョン、ギョンフン、ロビンが地下から侵入。チェニの心臓が老人スンギュに移植される寸前、3人が手術を阻止する。ウンジョンはキスでチェニの心拍数を上げ、彼女を安全な場所へ瞬間移動させる。
「ワンダーフールズ」あらすじ 7話
施設に残ったウンジョンは、ホランの幻覚で20年前の事故の光景を見せられ、罪悪感から能力を暴走させる。戻ってきたチェニに抱きとめられて落ち着きを取り戻すが、チェニは再び施設の奥へ瞬間移動してしまう。
そこでチェニが目撃したのは、移植に失敗して怒るスンギュに、ウォンドがチェニの血から作った血清を打つ場面。スンギュは一瞬若返ったものの、急激に老いて絶命する。それでもウォンドは手応えを感じ、さらにチェニの血を求める。信者たちに囲まれたチェニは、目を覚ましたウンジョンの念力に救われる。
その頃、脱出が遅れていることを知ったジョンボクは“プランB”への切り替えを指示。
一方、施設に取り残されたギョンフンは、ヘソン市民に薬物を浴びせて“終末”を引き起こす計画を知ってしまう。
ウンジョンはチェニとロビンを逃がし、能力の反動で限界の体のままパルホと最後の力をぶつけ合う。武器を手に引き返したチェニはギョンフンを救い、終末計画の存在を聞かされる。そしてパルホは、力を使い果たして命を落とす。
「ワンダーフールズ」あらすじ 8話(最終回)
洗脳された信者に追われるチェニのもとに、仲間を率いたジョンボクが駆けつけ、孫を救い出す。
一方、地下でウォンドと対峙したウンジョンは、薬物で市民に能力を発現させ、新たな“永遠の心臓”を生み出そうとする計画を知る。一斉射撃を念力で跳ね返すと、弾はウォンドの胸とガス管を貫き、研究所は大爆発。ジュランは血清を打つが、ウォンドは目覚めなかった。
チェニは祖母をジュランの攻撃から逃がし、ロビン、ギョンフンと合流。大晦日のパレードでは、ジュランに操られたウンジョンが暴れ出すが、チェニの瞬間移動で正気に戻る。4人は操られた市民たちと戦い、ジュランを追い詰める。
そんな中、チェニに化けたホランがウンジョンを刺すが、自らも信者に刺されて倒れる。逆上したジュランは、薬物を積んだ飛行船の下に市民を集める。チェニは仲間の力を借りて飛行船に取りつき、飛行船ごと瞬間移動で空から消えた。
新年を迎えても戻らないチェニ。49日が過ぎた頃、地球の裏側から帰ってきたチェニが現れ、一同は涙の再会を果たす。平和が戻った町で4人が肩を並べる一方、地下の瓦礫の中ではウォンドが静かに目を開けるのだった。
