「シン・イラン法律事務所」あらす1話〜16話(最終話)|韓国ドラマネタバレ

シン・イラン法律事務所のあらすじ

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※本記事は最終話までのネタバレを含みます。

目次

「シン・イラン法律事務所」はどんなドラマ?

「シン・イラン法律事務所」(原題:신이랑 법률사무소)は、2026年3月13日から5月2日まで韓国SBSの金土ドラマ枠で放送された全16話の韓国ドラマです。主演はユ・ヨンソクとイ・ソム。日本ではU-NEXTで配信されています。

大手ローファームに入れなかった弁護士シン・イラン(ユ・ヨンソク)が、かつてムーダン(巫堂)の家だったビルの一室に事務所を開いたことから、幽霊が見え、さらに憑依されてしまう体質に。この世に未練を残した死者の依頼を受け、法廷で「無念」を晴らしていくファンタジー法廷ドラマです。

物語はおおむね2話で1つの事件を解決するオムニバス形式で進みます。いっぽう全体を貫く縦軸は、22年前に「汚職検事」の汚名を着せられて亡くなったイランの父シン・ギジュン(チェ・ウォニョン)の真相です。

この記事では、1話から最終回(16話)までのあらすじを1話ずつ紹介します。結末まで知りたい方、見逃した回を確認したい方の参考にしてください。

「シン・イラン法律事務所」あらすじ 1話

父親が検事時代に汚職で告発された過去があるため、大手ローファームへの就職がかなわなかった弁護士シン・イラン。彼はオクチョンビル501号室に自分の法律事務所を開きます。

ところがそこは、かつてムーダンの家だった場所。事務所で見つけたお香を焚いたことをきっかけに、イランには幽霊が見えるようになってしまいます。

最初の「依頼人」は、手術中の医療事故で命を落とした元暴力団員のイ・ガンプン。病院側はガンプンの過去を持ち出してメディアで世論を操作し、事故を隠そうとします。

イランはガンプンの無念を晴らすために裁判に臨みますが、法廷で突然ガンプンに憑依されてしまいます。

「シン・イラン法律事務所」あらすじ 2話

法廷でガンプンに憑依されたイランは、その場を何とか切り抜けます。

イランは手術室にいた唯一の目撃者である看護師オ・ジンスクを訪ねます。離婚して一人で子どもを育てている彼女は、病院から口止め料を受け取っていたため、なかなか口を開きません。それでもイランが誠意をもって説得し、手術記録が入ったハードディスクの存在を聞き出します。

イランはハードディスクを追って暴力団のアジトに潜入。ボスの車からハードディスクと麻薬を見つけ出します。

そんな中、相手方の弁護士ハン・ナヒョンが危険な目に遭います。イランはアジトへ引き返し、ガンプンの力を借りて組員たちを制圧しました。

結局、ガンプンを手術した執刀医は拘束され、イランは初めての勝訴を手にします。しかし喜びもつかの間、イランの前に新たな幽霊が現れます。

「シン・イラン法律事務所」あらすじ 3話

イランの前に現れたのは、女子高生の幽霊でした。彼女は、アイドルのオーディション番組に出ていた練習生キム・スアだとわかります。

スアは自分がなぜ死んだのかを覚えていません。イランは死の手がかりを求めて、スアが所属していた芸能事務所を訪ねます。

スアに憑依されたイランが、アイドルのダンスを踊ってしまうコミカルな場面も描かれます。

「シン・イラン法律事務所」あらすじ 4話

イランが当事者しか知らないはずの情報をつかんでいることに、ハン・ナヒョンは疑問を抱きます。

イランは、スアのオリジナル曲を盗用した疑いのあるボーカル講師コ・ジョンソクを調べます。いっぽうナヒョンも、コ・ジョンソクの過去の著作権トラブルを独自に洗い出していきます。

その結果、スアを屋上から突き落としたのは、同じ練習生のエマだったことが判明します。オーディションから脱落しそうだったスアがいなくなれば、最も得をするのはエマでした。イランはスアの携帯電話の位置情報や、ナヒョンが手に入れた審査表をもとにエマを追い詰め、自白させます。

さらに、スアを手放したと思われていた母親が、実は角膜の病気で視力を失いかけていたことも明らかになります。臓器提供の登録をしていたスアの角膜で母親の視力は回復し、事件は切なくも温かい結末を迎えました。

ラストでは、イランが新たな男性の幽霊の依頼を受け、「幽霊専門弁護士」として生きていくことを決めます。

「シン・イラン法律事務所」あらすじ 5話

新たな依頼人は、3年連続で「今年の科学者賞」を受賞した天才生命科学者チョン・サンホの幽霊でした。

記憶を取り戻したサンホは、自分を殺したのは妻のキム・スジョンだと告げます。ところがスジョンは、すでに夫殺害の罪で無罪判決を受けていました。しかもスジョンの弁護を担当しているのはナヒョンです。

裁判では共犯者がいる可能性も浮上します。

そして回の終盤、憑依から目覚めたイランは、なんと殺人容疑で逮捕されてしまいます。

「シン・イラン法律事務所」あらすじ 6話

殺人と死体遺棄の容疑で逮捕されたイラン。しかし国立科学捜査研究院の分析で、決定的な証拠とされた手袋の指紋は遺体を見つけた際についたものだとわかり、釈放されます。

母のパク・ギョンファには反対されますが、イランは無念を抱えた死者たちを助ける道を選ぶと決めます。

いっぽう、テベクの代表ヤン・ドギョンはイランを怪しみ、尾行を始めます。

イランに憑依したサンホは、面会室で妻のスジョンに二人だけの「愛の合言葉」を伝えます。スジョンは泣きながら殺害を自白しました。サンホは、研究に夢中で産後うつに苦しむ妻を支えられなかった自分を責め、妻が罰を受けることを望んでいませんでした。

その頃ナヒョンは、スジョンが誰かをかばっているのではないかと考え、その背後を追い始めます。

「シン・イラン法律事務所」あらすじ 7話

幽霊が見えなくなったイランは、生きた人間だけを相手にする普通の法律事務所として再出発します。しかし依頼人は来ず、裁判所の前で名刺を配る日々。

そこでイランは、テベクを辞めたナヒョンと偶然再会します。ナヒョンはドギョンの妨害でブラックリストに載せられ、どこを受けても不採用が続いていました。自分のせいだと責任を感じたイランは、先輩弁護士から回ってきた案件をナヒョンに譲ります。

ナヒョンは建設現場の様子から分譲詐欺を見抜き、検事のキム・ヒョヌに協力を求めて証拠を集めます。ところが、その案件には暴力団が関わっていました。

アジトに捕らわれたナヒョンのもとへイランが駆けつけ、二人で脱出。警察も到着し、事件は解決します。

その夜、酒の席でナヒョンは、亡き姉ソヒョンの夢だった弁護士の道を自分が代わりに歩いていること、もう一度姉に会いたいことを打ち明けます。

その言葉を聞いたイランは、お札を覆っていた壁紙をはがし、香を焚いて自ら霊が見える状態に戻ります。そこに現れた新たな幽霊は、ナヒョンの姉ハン・ソヒョンでした。

「シン・イラン法律事務所」あらすじ 8話

ソヒョンはイランに憑依して、暴行されていた男子学生を助けます。しかしその結果、イランは警察沙汰に巻き込まれます。加害生徒たちだけでなく被害生徒までが「ふざけていただけ」とうその証言をしたため、イランは留置場に入れられてしまいます。

留置場でイランはソヒョンと話し、彼女の記憶を取り戻させます。ソヒョンは、飲酒運転の車から妹ナヒョンを突き飛ばして守り、命を落としていました。

いっぽう、義兄ボンスの頼みでイランの弁護を引き受けたナヒョンは、初めは示談が最善だと冷ややかな態度を取ります。しかし加害者の親が示談を迫る中、ナヒョンは示談書を破り捨てます。被害生徒の勇気とナヒョンの協力によって、加害者たちは処罰を受けることになりました。

イランの秘密をようやく受け入れたナヒョンは、姉妹の思い出が詰まった遊園地にイランを連れて行きます。ソヒョンが憑依したイランが姉妹だけの合言葉を口にすると、ナヒョンは涙を流し、二人は抱き合います。

「シン・イラン法律事務所」あらすじ 9話

ソヒョンの願いをかなえるため、イランとナヒョンは一緒に過ごします。ソヒョンはイランの体を借りて、ドラマを観たり、韓服を着て王宮を歩いたり、キャンプに出かけたりと、妹とやりたかったことを一つずつかなえていきます。

それでもソヒョンは、自分がそばにいるだけでは妹が前に進めないと気づき、旅立つことを決意します。最後にやり残したのは、ぎくしゃくしていた家族を仲直りさせることでした。

ソヒョンは「お母さんの豚肉キムチチゲが食べたい」と言ってナヒョンを実家へ連れて行きます。母親が先に謝ったことで、母娘の関係は修復に向かいます。

役目を終えたソヒョンは、イランの手を借りて妹にメッセージを残し、オクチョンビルの屋上から旅立っていきました。

「シン・イラン法律事務所」あらすじ 10話

野菜売りのチェ・ジョンヒが、亡き夫カン・ドンシクの遺言を守ってほしいとイランに依頼します。ドンシクは靴メーカー「イサン製靴」の創業者で、遺言には共同創業者だった故リョ・ソンファの息子チャ・ウンソンに財産の3分の1を譲ると書かれていました。これにドンシクの息子カン・ジフンが反発し、訴えを起こしていたのです。

1979年、ジョンヒ、ドンシク、ソンファの3人は一緒に会社を立ち上げました。しかしソンファはスパイ容疑で連行され、獄中で亡くなっていました。

ドンシクの幽霊は認知症の影響で若い頃の記憶のまま。イランは何度も憑依されながら、ナヒョンと共に証拠を探します。

一方、ジフン側の弁護士はヤン・ドギョンでした。ドギョンは、遺言のインクが2022年以降に作られたものだと指摘し、認知症が進んでから書かれたと主張します。さらに、ソンファをスパイとして通報したのがジョンヒだったという記録まで持ち出します。

法廷を飛び出すジョンヒ。記憶がよみがえったドンシクに憑依されたイランは、法廷で「私が書いたんだ!」と叫びます。ナヒョンが休廷を求め、ボンスが水をかけて、ようやく憑依が解けました。

「シン・イラン法律事務所」あらすじ 11話

ドンシクの遺言が書かれた経緯が明らかになり、裁判は決着に向かいます。

ソンファの逮捕は、ジョンヒの通報が原因ではありませんでした。ソンファはそれ以前から当局に監視されていたのです。さらに、ドンシクが残した「赤い靴」の本当の持ち主はジョンヒだったこともわかります。

法廷の外でイランは「靴には作った人のぬくもりが宿る」というドンシクの言葉をジフンに思い出させ、彼の心を動かします。ジフンは訴えを取り下げ、ウンソンと革の納品契約を結んで和解しました。

「シン・イラン法律事務所」あらすじ 12話

今度は小学生の男の子の幽霊、ユン・シホがイランに憑依します。

シホが履いていた黄色い長靴と、ポケットに入っていた「GSG」と刻まれたゴルフボールが手がかりです。しかし警察に照会しても記録はなく、そのボールを使っていたゴルフ練習場「グッドショットゴルフ」も2020年に廃業していました。

そんな中、イランは以前の学校暴力事件を担当した刑事チョ・チヨンと出くわします。チヨンは捜査を手伝うと言い、拳銃を持って同行します。

ところが記憶を取り戻したシホは、自分を車に乗せて連れ去ったのがチヨンだったと思い出します。廃業した練習場で、チヨンはついに正体を現し、イランに銃を向けます。撃たれたイランは心停止に陥り、魂が体から離れてしまいます。

「シン・イラン法律事務所」あらすじ 13話

意識不明となったイランの魂は、記憶を失って旅立とうとします。しかし「お母さんを捜してくれるって言ったじゃない!」というシホの叫びに引き止められ、イランの心臓は再び動き出しました。

連続児童誘拐犯として逮捕されたチヨンは、シホの行方について黙秘を続けます。イランは、チヨンの家にあったピザのクーポンのチラシから、2年前に事故で亡くなった6歳の息子が欲しがっていたキャンプ場の宿泊券に思い当たります。チヨンは誘拐した子どもをわが子のように扱い、「良い父親」になる妄想にとらわれていたのです。

面会室でシホに憑依されたイランが本心を伝えると、チヨンは泣き崩れ、遺体を遺棄した場所を自白しました。シホの遺体が見つかり、互いを避けていた両親は手を取り合って涙を流します。シホは両親のもとへ駆け寄ってから、イランに別れを告げて旅立ちました。

その後、シホの父ユン・ジェウクがイランの依頼を突然断ります。ジェウクの父である教師を死に追いやった検事こそ、イランの父シン・ギジュンだったのです。

そしてラスト、41歳の姿をしたギジュンが、記憶を失った幽霊としてイランの前に現れます。

「シン・イラン法律事務所」あらすじ 14話

ジェウクの告発を受け、イランは大きく揺れます。何も覚えていないのに、「法律家は正義と公正を守るべきだ」と説教してくる父の幽霊に、イランはあきれ、「あなたのせいで人が死に、残された人たちは長く苦しんだ」と怒りをぶつけます。

不正をして死んだ父を許せずにいたイランですが、ナヒョンがそばで支えます。真相を知るため、イランはかつて父と親しかったテベクのヤン・ビョンイル会長を訪ねます。

やがてイランは、他人の言葉ではなく、自分が子どもの頃に見てきた父を信じると決めます。

一方、ビョンイルがギジュンの真相を隠そうとしてきたことも見えてきます。

ラストでは、イランの涙ながらの言葉をきっかけに、ギジュンの記憶がよみがえり始めます。

「シン・イラン法律事務所」あらすじ 15話

イランの「あなたは僕の父さんです」という告白で、ギジュンは記憶を取り戻します。家族に会いたいと願うギジュンですが、汚名をすすぐまでは会わないと決めます。

ギジュンが死の直前まで担当していたのは、教師ユン・デミョンの事件でした。校内暴力の加害生徒を退学処分にしたデミョンは、次々と告訴されて追い込まれていました。デミョンは隠していた録音機の場所をギジュンに伝えていました。ギジュンは、新婚時代に妻へ贈った革のかばんの中の手帳から、その録音機を見つけ出します。

その頃、ビョンイルは息子ドギョンに、加害生徒の父親に頼まれてデミョンを狙い撃ちで捜査したのは自分だと打ち明けます。ただし、デミョンの死を自殺に見せかけ、ギジュンに罪をかぶせたことは隠していました。ドギョンは父を疑いながらも、その指示に従います。

一方ナヒョンは、検事キム・ヒョヌから得た資料で、初動捜査や目撃証言の矛盾に気づきます。

そんな中、ドギョンの指示を受けたイ・テゴンら暴力団がオクチョンビルの事務所を襲撃します。ギジュンに憑依されたイランは、モップの柄を木刀代わりに応戦。テゴンにギジュンのお札を燃やすと脅されて、いったんは録音機を渡しますが、父と息を合わせて反撃に出ます。

「シン・イラン法律事務所」あらすじ 16話(最終回)

テゴンらに奪われた録音機には、ビョンイルが事件に関わった証拠が残されていました。

イランは暴力団のアジトに乗り込みますが、録音機はすでにドギョンの手に渡っていました。イランとギジュンは力を合わせてビョンイルとドギョンの裏をかき、ドギョンの元から録音機を取り戻します。

イランが記者たちの前で録音を流したことで、ビョンイルの不正が明るみに出ます。ギジュンの汚名はついに晴れました。

家族はギジュンと再会し、子どもの頃の思い出を語り合います。旅立つ父に家族のことは心配いらないと伝えたイランは、母と姉に「父さんはみんなを本当に愛していた」と涙ながらに伝えます。ギジュンは家族に見送られ、この世を去りました。

その後もイランは、幽霊の話に耳を傾ける弁護士として歩み続けます。最後は犬に憑依されるコミカルな場面で、物語は明るく幕を閉じます。

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