
※本記事は最終話までのネタバレを含みます。
「チェックイン漢陽」あらすじ 1話
朝鮮一の旅閣・龍天楼(ヨンチョンル)の採用試験を受けるため、ホン・ドクスは賭けに勝って受験票「紅牌(ホンペ)」を手に入れる。ところが、それを奪おうとするマンドルに追われる途中で王の息子・ムヨン君イ・ウンとぶつかり、紅牌はイ・ウンの手に渡って破り捨てられてしまう。
一方、イ・ウンは王イ・ヒョンウィに、龍天楼の主・チョン房主の弱みを探るため自ら潜入すると申し出る。王は、秘密帳簿の金庫を開ける鍵「黄銅金匙(ファンドングムシ)」を探すよう命じる。
実はドクスの正体は、名家の令嬢ホン・ジェオン。幼い頃、父が龍天楼の大閣主ソル・メファの手で命を落とす場面を見たと信じており、真相を暴くために男装して生きてきた。黄銅金匙の片割れは、その父の形見だった。
ドクスは偽造した紅牌で見習い使用人として龍天楼に入り込み、身分を隠した「イ・ウノ」として入楼したイ・ウンと再会する。イ・ウノはドクスの懐に黄銅金匙らしき鍵を見つけ、確かめようと迫る。
「チェックイン漢陽」あらすじ 2話
鍵を確かめたいイ・ウノと、胸元を探られまいとするドクスの攻防が続く。男の胸を狙う妙な男だと誤解されてもイ・ウノは諦めず、ドクスは正体がばれるのを恐れて、ことさら男らしく振る舞おうとする。
そんな中、ドクス、イ・ウノ、龍天楼の後継者チョン・ジュナ、没落した家の再興を夢見るコ・スラの4人は、何かと騒ぎを起こす「ハオナ(ですが)四人衆」として目をつけられていく。
一方、龍天楼の紅牌をめぐる殺人事件が起き、楼内の空気は一気に張り詰める。
「チェックイン漢陽」あらすじ 3話
ハオナ四人衆とライバルの「最上房」4人組が騒ぎを起こし、退校の危機に。ドクスがソル・メファの前にひざまずいて許しを請い、何とか事態は収まる。紅牌の偽造がばれたドクスは、メファに取引を持ちかける。
一方、殺人現場からは王室のものとみられる竜の紋様の剣が見つかる。兵判オ・ヨンラクはこれを口実に王を揺さぶる。ジュナとドクスは、イ・ウノの正体に疑いを持ち始める。
その後、課題を通じて四人衆の絆は深まっていく。川で寝具を洗っていたドクスが水に落ち、イ・ウノが飛び込む。息が続かないドクスに空気を分け与えるうち、2人の唇が重なる。
「チェックイン漢陽」あらすじ 4話
水の事故のあと、濡れたドクスの世話をしていたジュナは、胸に巻かれたさらしに気づき、ドクスが女性だと知って衝撃を受ける。ジュナは命がけで面布を探す仲間たちのため、ソル・メファを訪ねて取引を申し出て、借りを作る代わりに新しい面布を手に入れる。
管理部の課題に合格した4人は、ささやかな祝いの膳を囲む。
一方、ライバルのキム・ミョンホの策略にはまったドクスは、男性の立ち入りが禁じられた「芍薬斎」に入ることに。生き延びるため女性の姿になったドクスを、イ・ウノ、ジュナ、スラらが目撃する。
「チェックイン漢陽」あらすじ 5話
芍薬斎で、ドクスは男子禁制を掲げる好色な老客への「贈り物」として差し出され、女性だとばれかねない窮地に立たされる。イ・ウノ、ジュナ、スラの3人はそれぞれドクスを救い出そうと奔走し、最後はイ・ウノが戸を破って飛び込む。
そんな中、ジュナは「ドクスと何かあるのか」とイ・ウノに探りを入れ、3人の関係に微妙な空気が流れ始める。
「チェックイン漢陽」あらすじ 6話
ハオナ四人衆は正式な使用人の試験に最終合格し、龍天楼の客として客室を体験する。新婚向けの客室で過ごすうち、ドクスとイ・ウノの間には説明のつかない感情が芽生え始める。
一方、ドクスが女性だと暴いて追い出そうとする最上房は、ドクスの入浴の場に踏み込む。しかし、ドクスは事前にスラに身代わりを頼んでおり、危機を切り抜ける。
その頃、兵判は殺人現場で見つかった竜の剣を使って陰謀を巡らせ、ソル・メファも兵判とひそかに取引をする。
そして正式な使用人の任命式の日、官軍が乗り込み、ドクスをマンドル殺害の容疑者として連行する。密告したのはメファだった。
「チェックイン漢陽」あらすじ 7話
殺人の濡れ衣を着せられたドクスは、捕盗庁で無実を訴えるが、頬を打たれるなど厳しい扱いを受ける。ジュナは父のチョン房主に助けを求めるが断られる。一方のイ・ウノは、ソニャン君の世子冊封をちらつかせて兵判を動かし、ドクスを釈放させる。
釈放されたドクスは、今回の黒幕はソル・メファだと確信する。メファに密告者を知っていると迫り、「決して逃げない」と宣戦布告。さらにチョン房主とメファの前で、自分が龍天楼に残る資格を自ら証明してみせると宣言する。
「チェックイン漢陽」あらすじ 8話
正式な使用人となった3人と違い、ドクスは退校を免れるために自分の価値を証明しなければならない。最後のチャンスとしてドクスが考えたのは、龍天楼の中に賭博場を作ることだった。イ・ウノ、ジュナ、スラもそれぞれのやり方で手を貸す。
一方、ジュナはスラにドクスへの想いを見抜かれ、ドクスと運命を共にすると心を決める。イ・ウノはドクスの黄銅金匙を確かめようとするが、抑えきれない感情に揺れて混乱する。
そんな中、ドクスの部屋には「出ていけ」という脅しが刻まれる。ドクスはホン・ジェオンとしてメファを呼び出し、12年前の父の件の復讐として、メファに刃を向ける。
「チェックイン漢陽」あらすじ 9話
12年前の真相が明らかになる。ドクスの父ホン・ミンシクを刺したのはソル・メファではなく、その場を目撃していたのはチョン房主だった。メファは幼いジェオンを助けようとして見失っており、長年の誤解が生まれていたのだ。
深い衝撃を受けながらも、ドクスは賭博場「プルラクホ」を開いて龍天楼への復帰を果たす。正体を探ろうとする者たちの妨害にも屈せず、自分の計画を進めていく。チョン房主はドクスの機転を買い、身近に置こうとする。
一方、ドクスへの気持ちを否定しようとするイ・ウノは、ジュナから想い人がいると相談され、告白を手伝う羽目に。ジュナがドクスに告白しようとする場面を目にしたイ・ウノは、ドクスが女性だと知って衝撃を受ける。
「チェックイン漢陽」あらすじ 10話
イ・ウノは、ドクスとジュナの仲が気になって仕方がない。一方、ジュナはドクスへまっすぐに想いを向け続ける。
そんな中、ドクスを育てた母(チャパンデク)と親友がチョン房主の招きで龍天楼を訪れ、ドクスはつかの間の幸せな時間を過ごす。しかし母は、そこで思いがけない人物と顔を合わせてしまう。
その後、母はチョン房主の手で命を奪われる。12年前に父を殺した本当の仇がチョン房主だったと悟ったドクスは、復讐を胸に彼の前に立つ。そして「私がホン・ジェオンです」と、自ら正体を明かす。
「チェックイン漢陽」あらすじ 11話
復讐を誓ったドクスは、あえてチョン房主の懐に入り込む。一方のチョン房主は、ドクスの正体についてソル・メファを問い詰める。
ドクスはメファから12年前の真相を聞く。父ホン・ミンシクは、チョン房主と兵判オ・ヨンラクによる反正(クーデター)の記録を、黄銅金匙でしか開かない金庫に隠していた。チョン房主はそれを手に入れるため、父を脅していたのだった。
その頃、イ・ウノは自分の計画のため、兵判の姪トギョンとの婚約を受け入れる。婚約式の前夜祭では皆が仮面をつける中、イ・ウノは護衛と仮面を入れ替えて会場を抜け出し、チョン房主の居所へ向かう。剣で脅して黄銅金匙を手に入れたそのとき、背後から現れた何者かがそれを奪って逃げる。追跡の末、仮面を外した2人は、相手がドクスとイ・ウノだと知って驚く。
「チェックイン漢陽」あらすじ 12話
黄銅金匙のひと組をついに手にしたイ・ウノとドクスは、その扱いをめぐって対立するが、同じ目的を持つ者同士として急速に距離を縮めていく。そんな中、新たな事実も明らかになる。
一方、イ・ウノがムヨン君だと知っていたジュナは、イ・ウノのドクスへの態度がほかとは違うことに気づく。自分の想いを自覚したジュナは、「住む世界が違う」とイ・ウノにドクスを手放すよう迫る。さらに父に護衛を借りてイ・ウノを追わせるが、失敗に終わる。
ドクスの実家で口づけを交わすイ・ウノとドクスの姿を、ジュナが悲しげに見つめる。
「チェックイン漢陽」あらすじ 13話
互いの想いを確かめたイ・ウノとドクスは、金庫さえ見つかればすべてが解決すると信じて捜索を進める。ドクスは幼い頃の記憶を手がかりに金庫を見つけ出し、中から反正に加担した者たちの名を記した帳簿を発見する。そこにはチョン房主、兵判オ・ヨンラク、そしてイ・ウノの父である現王イ・ヒョンウィの名があった。
しかし、ドクスの命を狙う刺客が現れる。ドクスを守ろうとしたジュナが剣で斬られ、駆けつけたイ・ウノの護衛ボムホによって、イ・ウノが王の息子ムヨン君であることが思わぬ形でドクスに知られてしまう。
「チェックイン漢陽」あらすじ 14話
イ・ウノの正体を知って衝撃を受けるドクス。それでも、帳簿を狙う者たちに立ち向かわなければならない。
帳簿に父の名を見たイ・ウノは宮殿に戻り、12年前の真実を問いただす。しかし王は、反正で得た王座に固執する本心をあらわにし、イ・ウノを閉じ込めてしまう。イ・ウノは護衛ボムホとウンソン君の助けで脱出し、ドクスを守るため龍天楼へ向かう。
一方、ドクスは父の死に関わった者たちへの復讐に動き出す。帳簿を兵判に渡し、その事実を王室とチョン房主に漏らして3者を争わせる策を実行。王にソニャン君への譲位を迫った兵判は、命を落とす。
その頃、ジュナはドクスを手に入れるため、ある重大な決断を下す。そして義州商団の団主とともに、ソル・メファが龍天楼に戻ってくる。
「チェックイン漢陽」あらすじ 15話
チョン房主は、兵判を殺して手に入れた帳簿が偽物だと知ってドクスを疑うが、ドクスが本物を差し出したことで信用を得る。それでもチョン房主は、ドクスに息子ジュナとの結婚を迫る。ジュナもまた、ドクスの選択を阻もうと父の命令を受け入れる。
ドクスは復讐をやり遂げるため、チョン房主の居所に毒虫を放つなど、帳簿を使って彼を追い詰める計画を進めていく。
一方、ソル・メファと義州商団の団主は、先王の息子ウンソン君を立てて「王を替える」計画を進めていた。王が替われば、ムヨン君であるイ・ウノの身が危うくなる。ドクスは復讐を完遂することよりもイ・ウノを守る道を選び、2人で共に去ることを決意する。スラもまた、自分のやり方で運命を切り開こうと動き出す。
「チェックイン漢陽」あらすじ 16話(最終回)
イ・ウノはイ・ウンとして、ドクスはホン・ジェオンとして、封じられてきた過去の真実を世に明かす。イ・ウノは大臣たちの前で、自らが逆徒の息子であることを告白。先王が反正によって殺されたこと、そしてチョン・マクトン(チョン房主)とイ・ヒョンウィの罪を暴く。
禁衛営が現れて一触即発の事態となるが、イ・ウノの説得で王は退き、ジュナが反正の証拠となる帳簿を差し出したことで騒動は収束する。追い詰められたチョン・マクトンは龍天楼に火を放ち、炎は楼全体を包む。ドクスと向き合っても罪を悔いない彼に、ドクスは「あなたと私は違う」と告げて去る。
こうして新しい王の時代が幕を開ける。
1年後。身分も過去も捨てたハオナ四人衆は、南海の旅閣で新たな人生を歩み始めていた。女性ホン・ジェオンとして生きるドクスと、王子の身分を捨てたイ・ウノは口づけを交わし、愛を確かめ合う。
