
※本記事は最終話までのネタバレを含みます。
「新入社員カン会長」あらすじ 1話
韓国有数の大企業チェソングループの会長カン・ヨンホ(ソン・ヒョンジュ)は、1か月以内に後継者を決めると突然宣言。双子の兄妹カン・ジェソン(チン・グ)とカン・ジェギョン(チョン・ヘジン)は、会長の座を狙って動き出す。
そんな中、父の真意を探ろうとしていた双子は、父の車を乗り回している最中に人をはねたまま逃げてしまう。被害者は、念願のチェソンFC入団を決めたばかりのサッカー選手ファン・ジュンヒョン(イ・ジュニョン)だった。
選手生命を絶たれたジュンヒョンは、祖母とのビデオ通話の記録から車の持ち主がヨンホだと突き止め、本人に詰め寄る。しかしヨンホは謝罪もせず、白紙の小切手を差し出すだけだった。
その後、双子の仕業だと悟ったヨンホは「お前たちに後継者の座はない」と告げる。慌てて父を止めようとした双子ともみ合いになり、階段から落ちたヨンホは、下にいたジュンヒョンと頭同士で激突。病院で目覚めたヨンホは、自分の魂がジュンヒョンの体に入っていることに気付く。
さらにテレビでは、ひき逃げの犯人は会長本人だという速報が流れ、双子もそれを認める発言をしていた。
「新入社員カン会長」あらすじ 2話
ジュンヒョンの体に入ったヨンホは元の体に戻ろうとするが、本来の体に近づくと双方の命が危険にさらされると知り、すぐには戻れないと悟る。
一方、双子は不祥事の責任をすべて父に押し付けようとしていた。ヨンホはジュンヒョンとして記者会見の場に現れ、ひき逃げは会長の責任だと認めつつ、グループには責任がないと線を引く。自分の名誉を捨ててでも会社を守る道を選んだのだった。
ところが双子は、病室で眠る父の体まで排除しようとする。その場を目撃したヨンホは火災警報を鳴らして危機を回避するが、わが子の本性に打ちのめされる。
そんな中、ジュンヒョンの服から「チェソンをください」と書かれた小切手が見つかる。ヨンホは、夢を奪われた青年に償うため、自分の人生そのものであるチェソンを与えようと決意。口止めの見返りとしてチェソン物産資材2チームのインターン職を手に入れ、そこでアメリカにいるはずの末娘カン・バングル(イ・ジュミョン)と出くわす。
やがて腹心のイ・サンジェ(キム・ジョンテ)が会長の手紙を公開し、血縁による継承の廃止を宣言。会議室に現れたジュンヒョンは、自分にも会長になる資格があるのかと問いかける。
「新入社員カン会長」あらすじ 3話
インターン発表でジェソンの裏金につながる会社の存在をほのめかしたジュンヒョンは、何も知らない新人を装いながら追跡を続ける。
一方、身分を隠して入社していたバングルも兄姉を警戒していた。ジュンヒョンが会長の秘密金庫に出入りする姿を目撃したバングルは彼を問い詰めるが、ジュンヒョンは「本当の敵はジェソンとジェギョンだ」と説き、2人は手を組むことになる。
その頃、資材2チームは決算期に営業本部から無理な要求を押し付けられていた。ジュンヒョンが部長パク・ボンギ(イ・ソンウク)を後押しして営業本部に対抗したことで、パク部長の彼を見る目も変わっていく。
そんな中、ジュンヒョンはジェソンの裏金を管理する役員が、ジェソンを裏切ろうとしている動きをつかむ。すぐに暴露すればジェギョンが得をするだけだと考えたジュンヒョンは、双子の両方を追い落とすため、その裏金を自ら奪うことを決める。役員を説き伏せたジュンヒョンは、3000億ウォンにのぼる裏金を手に入れた。
「新入社員カン会長」あらすじ 4話
チェソンを守るという目的で一致したジュンヒョンとバングル。パク部長は、ジュンヒョンが会長の隠し子だという作り話を信じ込み、2人に全面的に協力し始める。
裏金を失って窮地に立ったジェソンは、ジェギョンとの対立を深めていた。ジュンヒョンは、ジェソンが進めるカンウォンド(江原道)の港湾インフラ事業の裏に、ジェソンの義父ナ・ビョンモ(チョン・ジェソン)率いるテハグループがいることを知る。
ジュンヒョンは敵同士をぶつける作戦を選び、港湾事業の企画をジェギョンに渡して、ジェソンから事業を奪わせることに成功。激怒したジェソンは社内で人目もはばからずジェギョンに怒鳴りつけ、ジュンヒョンとバングルは作戦成功を喜び合う。
その夜、ジュンヒョンは会長時代に通っていたサーキットでレースを楽しんでいた。ところが突然現れたジェギョンが、事故に遭ったはずの青年が平然と車を走らせていることを指摘し、彼の正体に気付いているかのような言葉を投げかける。
「新入社員カン会長」あらすじ 5話
ジェギョンはジュンヒョンを、イ・サンジェ専務が送り込んだスパイだと疑っていた。入れ替わりまでは見抜かれていないと知ったジュンヒョンは機転を利かせて疑いをかわし、どちらの味方にもつかないと宣言して主導権を握る。
一方、港湾事業を奪われたジェソンは、義父ナ・ビョンモの資金援助を受け、ジェギョンが進めるGFソリューションの買収戦に参戦。双子の争いで、会社は後継者争いの道具にされていく。
そんな中、ジュンヒョンは2人の競争心をあおって買収額をつり上げる計画を立てる。バングルとともに身分を偽ってGFソリューションの代表に接触し、会社を味方に引き入れた。
劣勢に立たされたジェギョンは、ついにジュンヒョンに助けを求める。これまでの監視を謝罪させたうえで、ジュンヒョンはジェギョンと代表を引き合わせ、買収を成立させた。
その頃、ジュンヒョンの筆跡や振る舞いに違和感を抱いていたイ・サンジェは、彼の中にいるのが会長だと気付き、涙ながらに忠誠を誓う。そしてジュンヒョンは、バングル、パク部長とともに海外へ旅立つ。
「新入社員カン会長」あらすじ 6話
ジュンヒョン、バングル、パク部長の3人が向かったのは、ユルリビアという国。狙いは、ナ・ビョンモが長年かけて進めてきたリチウム採掘事業の契約を横取りすることだった。3人は「スマイル・インベストメント」というファンドを表に立て、準備を進める。
調査を進めるうち、3人はテハグループが契約書を偽り、ユルリビア政府をだまそうとしていることを突き止める。契約締結の祝賀パーティーに乗り込んで首相に真実を伝えると、テハとの契約は白紙に。バングルが相手の断れない条件を示し、事業権はスマイル・インベストメントの手に渡った。
一方、韓国では、チェソン家の女主人でバングルの母チョ・ソニ(ユン・ユソン)が、ジェギョンが会長の命を奪おうとしていた事実を知ってしまう。
そんな中、次期会長を決める取締役会が開かれる。勝利を確信していたジェギョンだったが、ソニとイ・サンジェが反対して選出は保留に。さらに会長直属の戦略企画チームが新設され、会長の末娘として身分を明かしたバングルがチーム長に、ジュンヒョンとパク部長がそのメンバーとして姿を現した。
「新入社員カン会長」あらすじ 7話
戦略企画チームとして動き出した3人に、ジェギョンは容赦なく揺さぶりをかける。社内ではバングルを「コネ入社」とおとしめる投稿が出回り、チームの信用が揺らいだ。
一方、リチウム業界の談合の影響で、ジェギョンが手がける事業に暗雲が立ち込める。チームはスマイル・インベストメントが提携先を探しているという情報を流し、ジェギョンをおびき寄せる罠を仕掛けた。正体を探ったジェギョンは、背後にジュンヒョンがいることを突き止めて抱き込もうとするが、ジュンヒョンはバングルを裏切るつもりはないと突っぱねる。
取締役会で追い詰められたジェギョンの前にバングルが現れ、提携を手助けしようかと持ちかけて形勢を逆転させた。
そんな中、ナ・ビョンモがジェギョンに接近し、バングルとジェソンを排除する取り引きを持ちかける。妻の実家の動きを知ったジェソンは我を失い、ジェギョンの車を奪って脅すが、そのせいで逮捕されてしまう。しかし、ジェソンの暴走さえも、ジェギョンの計算のうちだった。
「新入社員カン会長」あらすじ 8話
ジェギョンはジェソンの裏金に関する資料を警察に渡し、ジェソンは身柄を拘束される。勢いづいたジェギョンは、裏金資料を復旧しようとしたイ・サンジェを会長の座を狙う人物に仕立てて追い込み、チェソン物産のリストラまで戦略企画チームに押し付けた。
会社を生かすためにはリストラもやむを得ないと考えるジュンヒョンと、社員を守るべきだと考えるバングルとパク部長。固い結束を誇ったチームに、初めて亀裂が走る。
そんな中、ジュンヒョンはリストラ対象に水素事業部の中核人材が含まれていることに気付く。調べを進めると、ジェギョンは事業部そのものをテハグループに売り渡そうとしていた。
ジェギョンを止めるため、ジュンヒョンはジェソンの裏金事件を会長の指示だったことにする策を打ち、ジェソンを社長に復帰させる。
ところがその直後、ジェギョンが見舞った後の病室で緊急事態が発生し、カン・ヨンホ会長死亡の速報が流れる。同じ頃、ジュンヒョンも激しい頭痛に襲われて倒れてしまう。
「新入社員カン会長」あらすじ 9話
病院で意識を取り戻したジュンヒョンは、自分の体の前で泣き崩れるバングルとソニを目にする。病室の監視カメラには、死の直前にジェギョンが病室を訪れる姿が残されていた。元の体が亡くなったことは、ジュンヒョンの魂が戻る場所を失ったことを意味する。ヨンホは本当のジュンヒョンに深く詫び、せめて祖母オクスンを守ろうと誓う。
一方、会長の座を手にしたジェギョンは、バングルとソニへ牙をむく。ソニは濡れ衣を着せられて警察に連行され、バングルは家を追い出されてしまう。
そんな中、会長就任式でジェギョンは新設の「未来事業チーム」のチーム長にジュンヒョンを指名する。ジェギョンを内側から崩すため、ジュンヒョンは裏切り者を演じ、バングルをわざと遠ざける。
さらにジュンヒョンは、バングルとソニがアメリカで新しい生活を始められるよう、イ・サンジェに手配を頼む。ところがバングルが引っ越した先は、なんとジュンヒョンの家の隣だった。
「新入社員カン会長」あらすじ 10話
ジェギョンの側近として振る舞いながら、ジュンヒョンは会長の死の真相を追っていた。事件当日、病院の防犯カメラが点検中だったことを知ったジュンヒョンは、管理担当者の行方を追う。ジェギョンもまた、同じ人物を捜していた。
やがて、ナ・ビョンモが担当者を買収して映像を手に入れていたことが判明する。ナ・ビョンモは映像をマスコミに流してジェギョンを追い詰め、殺人の疑いを盾に無理な取り引きを迫った。父の死の裏にナ・ビョンモがいると気付いたジェギョンは、そのことをジュンヒョンに打ち明け、ジュンヒョンは彼女に協力することを決める。
その後、ナ・ビョンモの娘でジェソンの妻でもあるナ・ウンセ(イ・ソアン)の足首のけがや足音、看護師の証言をつなぎ合わせたジュンヒョンは、ウンセがジェギョンになりすまして会長を襲ったのだと確信する。
その頃、ジェギョンの夫ミン・ソクド(クォン・ヘソン)が人里離れた家を訪ねる。そこには、死んだはずのカン・ヨンホの体と、それを看病するジェソンの姿があった。
「新入社員カン会長」あらすじ 11話
ジュンヒョンは再びバングルと手を組み、ナ・ビョンモとウンセの罪を打ち明ける。真実を知ったジェソンも、自分を責めずにはいられなかった。
ジュンヒョンとバングルは、ナ親子に脅されていたジェギョンを味方に引き込み、反撃を開始。ジェギョンが会長権限でウンセを専務から解任すると、怒ったウンセはジェギョンに不利な映像をマスコミに流して世論を動かそうとする。しかしジェギョンは緊急記者会見を開き、真犯人は別にいると訴えて形勢を逆転させた。
追い詰められたナ・ビョンモは、殺人の疑いがかかった娘を切り捨てて会社を守ろうとする。ところが、防犯カメラの管理担当者の死にナ・ビョンモ自身が関わっていたことが明るみに出て、彼は警察に連行される。
すべてが片付いたかに見えたその時、ジュンヒョンはナ・ビョンモに拉致され、頭を殴られて倒れてしまう。
その頃、会長室にいたジェギョンのもとに、死んだはずの父からの着信が入る。やがて聞き覚えのある杖の音が近づき、ジェギョンの前にカン・ヨンホが姿を現した。
「新入社員カン会長」あらすじ 12話(最終回)
ナ・ビョンモの襲撃をきっかけに、ヨンホとジュンヒョンの魂はそれぞれ元の体に戻っていた。ジュンヒョンは「チェソンをください」と書かれた小切手をジェギョンに突きつけ、最後の標的は彼女だと宣言する。
ヨンホはバングルと親子の時間を取り戻し、ジェソンからの謝罪の手紙を読む。ジュンヒョンも祖母と再会し、固く抱き合った。
そんな中、取締役会でジュンヒョンはジェギョンとテハグループの癒着などの不正を暴く。言い逃れを続けるジェギョンの前にヨンホ本人が現れて会長職を解き、後継者争いは幕を下ろした。
連行の途中で逃げようとしたジェギョンに、ウンセの運転する車が突っ込む。身を挺して娘をかばった父の姿に、ジェギョンはようやく父の愛を知る。ウンセはその場で逮捕された。
2年後。記憶を失ったジェギョンは夫ソクドに支えられて暮らし、ジェソンはアメリカで2人の子どもを育てている。ジュンヒョンはサッカーの指導者となり、バングルと交際中。
ところが、2人の仲を知ったヨンホに追いかけられたジュンヒョンは、「ITZY」のリュジンとぶつかり、またも魂が入れ替わってしまう。
