
※本記事は最終話までのネタバレを含みます。
「50%の人生リスタート」あらすじ 1話
国家安保室長クォン・スンボクと国情院のチョ・ソンウォン チーム長は、国情院1次長ハン・ギョンウクが北朝鮮側と組んで麻薬取引をしている疑いをつかみ、非公式のブラック要員チョン・ホミョンを旅客船に送り込む。北の工作員プルゲ、ファサン派まで入り乱れた作戦は、証拠のUSBとともにプルゲが消え、スンボクが命を落として失敗に終わる。
それから10年。 ホミョンは離島・ヨンソン島の中華料理店「オラン飯店」の料理人となり、家族に小言を言われる冴えない日々を送りながらも、ソンウォンと連絡を取りつつプルゲとUSBの行方を追い続けていた。ファサン派No.2だったカン・ボムニョンは、弟分マ・ゴンボクとコンビニを営んでいる。
一方、記憶のないポン・ジェスンは、甥の件でヘブンキャピタルに乗り込み、もみ合ううちに眠っていた戦闘本能が目覚めて組員たちを一瞬で倒す。 その姿を見たホミョンは、彼こそ探し続けたプルゲだと確信する。
「50%の人生リスタート」あらすじ 2話
10年前の旅客船の真相が明かされる。プルゲは日本の情報要員になりすまし、北の裏金やギョンウクの麻薬取引の記録が入ったUSBを奪ったが、ホミョンとUSBを狙うボムニョンに阻まれ、3人は船上で激しく争っていた。
現在、ホミョンは「今度こそ逃さない」とジェスンを追い始めるが、ジェスン本人は自分が戦う映像を見ても何も思い出せず戸惑うばかり。 その頃、左遷されたカン・ヨンエ検事は、自殺として処理された事件を洗い直すなかで、ギョンウクとヨンソン島開発をめぐる怪しいつながりに気づく。
終盤、ホミョンはジェスンの部屋で、10年前にプルゲが女装に使った服を発見する。 一方、ヘブンキャピタル襲撃の犯人を追うユ・イングにゴンボクとジェスンが捕まり、ゴンボクが命の危機に陥った瞬間、ボムニョンが鉄の扉を破って現れる。
「50%の人生リスタート」あらすじ 3話
ボムニョンとゴンボクが15年前に出会った経緯が描かれる。
ホミョンは、ジェスンと一緒に血まみれで見つかったゴンボクを怪しみ、拉致して厳しく問い詰める。ゴンボクは、10年前の旅客船に自分もいて、ギョンウクの指示でボムニョンとともに“ブツ”を探していたと白状し、自分たちもギョンウクに利用された被害者だと訴える。 利害が一致したホミョンとゴンボクは、ひそかに手を組むことになる。
一方、ヘブンキャピタルに家を奪われたジェスンは、甥のナミルとともに狭い部屋へ身を寄せる暮らしに追い込まれる。
終盤、ヘブンキャピタルとイング派の実態を探っていたホミョンは単身で乗り込むが、四方から押し寄せる組員たちに囲まれてしまう。
「50%の人生リスタート」あらすじ 4話
ホミョンは多勢の組員を相手に何とか窮地を脱するが、10年のブランクを思い知る。任務にかまけて息子ジウの迎えを忘れ、妻クォン・オランと激しく衝突したホミョンは、償いのため家族との外出を計画する。
その頃、ト会長はイングが麻薬を干し肉に偽装して流している事実をつかみ、イング派No.2のクム・ガンシクを抱き込んで圧力を強める。 一方、ギョンウクは市長選のライバル、キム・ソンジュンに出馬辞退を迫るが、はねつけられる。
ヨンエ検事はヨンソン島に乗り込み、イングとギョンウクの関係を追及するが、追い詰められたイングは検事の排除をたくらむ。 危機を知ったソンウォンから連絡を受けたホミョンは、家族との時間を振り切って現場へ向かい、荒らされたカフェでボムニョンと向き合う。
「50%の人生リスタート」あらすじ 5話
イングの手下に追われたヨンエ検事は、逃走の末に車ごと川へ転落する。行方を追うホミョンとボムニョンは「目的は同じだ」と一時的に手を組み、ゴンボクの助けで車の足取りをたどるが、検事を見つけることはできない。
一方、ジェスンとナミルは、ヘブンキャピタルに土地を奪われた人々の避難所「K-POPダンスクラブ」に身を寄せる。反発したナミルはジェスンに「血のつながりもない他人だ」と言い放って飛び出してしまう。 そんな中、ジェスンは川から流れ着いたヨンエ検事を見つけて救い出す。
その頃、オランは嘘を重ねる夫に不信を募らせ、ホミョンは衰えた体と進まない作戦に焦りを感じる。ソンウォンから新メンバーとしてボムニョンを加えるよう勧められたホミョンは強く反発するが、終盤、自らボムニョンとゴンボクのいるコンビニを訪ねる。
「50%の人生リスタート」あらすじ 6話
ホミョンから共闘を持ちかけられたボムニョンは迷うが、「昔のように一人では無理だ」というゴンボクの言葉に背中を押され、10年の因縁をひとまず脇に置いて手を組むことを決める。
一方、意識を取り戻したヨンエ検事は、ダンスクラブの仲間にかくまわれながら被害者の資料を調べ、ヘブンキャピタルが島の特定地区の土地を集中的に奪っていることに気づく。さらにパク・ミギョン巡査から、組織と癒着するキム巡査部長の存在を聞き出す。 その頃、ギョンウクとト会長は、支持を伸ばすキム・ソンジュンを失脚させる策を練っていた。
終盤、ホミョンは防腐剤に偽装した麻薬がヨンソン港で大量に取引されること、島の学生まで利用されようとしていることを突き止める。ホミョンとボムニョンは密輸を仕切るペク社長の事務所に乗り込み、取引の妨害に動き出す。
「50%の人生リスタート」あらすじ 7話
ヨンソン港での麻薬取引を阻止するため、ホミョン、ボムニョン、ゴンボク、ソンウォンの4人が準備を整える。体の衰えやイング派への恐怖から不安を見せるボムニョンを、ホミョンは「俺の計算は外れない」と励ます。
作戦の合間に、ホミョンがギョンウクの裏の顔を知った12年前の出来事や、オランと家族になった経緯が明かされる。 一方、ギョンウクはト会長を使ってキム・ソンジュンを不正資金疑惑に陥れる準備を進めていた。
取引当日、ヨンエ検事は単独で証拠集めに向かい、ダンスクラブの面々も現場に集まる。取引が成立しかけた瞬間、ヒーロー「仮面レーサー」の面をかぶったホミョンとボムニョンが現れ、コンテナの麻薬を爆破してまき散らし、イング派を次々と倒していく。 さらに、さらわれた甥ナミルを救うためジェスンまで隠していた腕前を見せてイングを制圧し、作戦は成功する。
「50%の人生リスタート」あらすじ 8話
麻薬取引の証拠を押さえたホミョンは、ギョンウクまで追い詰めるにはヨンエ検事の力が必要だと考える。取引現場からジェスンを車で連れ去ったのがミギョン巡査だったと知ったホミョンは、ゴンボクとともにひそかに彼女を尾行する。 ヨンエ検事は、キム巡査部長をヘブンキャピタルに送り返して二重スパイにする作戦を立てる。
一方、取引失敗の責任を押し付けられたイングは、ガンシクの裏切りによって組織をト会長に奪われ、完全に失墜する。キム・ソンジュンも、ギョンウクに不正資金疑惑をでっち上げられて出馬辞退に追い込まれる。
その頃、ヨンエ検事はジェスンが保管していたワンピースと旅客船の映像を照らし合わせ、彼が10年前に消えた北朝鮮の工作員だと突き止める。ジェスンはその事実を受け入れられない。 終盤、逆上したイングの車からヨンエ検事をかばったジェスンがはねられる。 さらに、危険にさらされたオランを救うため、ホミョンは要員としての顔のまま妻の前に姿を現す。
「50%の人生リスタート」あらすじ 9話
オランを救ったことで、ホミョンはもう正体を隠せなくなる。その夜、自分は国情院のブラック要員で、10年前にギョンウクの罠で濡れ衣を着せられて島に来たと打ち明けるが、オランは「10年間だまされていた」とすぐには受け入れられず、時間がほしいと告げる。 ボムニョンもミギョン巡査に元ヤクザだった過去を明かし、ヘブンキャピタルから手を引くよう頼むが、2人の気持ちはすれ違う。
一方、事故で記憶の断片を取り戻したジェスンは、ホミョンが付けた追跡装置を外して病院を抜け出し、亡くなったホ老人が残した手がかりをもとに“ブツ”を探し始める。 病室ではホミョン、ジェスン、ボムニョン、ヨンエ検事の4人が初めて顔をそろえる。ホミョンはジェスンを「プルゲ」と問い詰めるが、何事もなかったように戻ってきたジェスンは記憶がないと言い張り、周囲も彼を信じてしまう。
その頃、ト会長はホミョンたちのアジトを突き止め、10年前の事件とのつながりをギョンウクに伝える。 終盤、閉店後のオラン飯店にギョンウクが現れ、「久しぶりだな、ホミョン」と声をかける。
「50%の人生リスタート」あらすじ 10話
ギョンウクは家族やソンウォンの名前まで出してホミョンを脅すが、ホミョンは彼がそれほど追い詰められていると見抜く。オランは夫が家族のために戦っていると知り、ジウを守ってほしいと託す。 一方、ヨンエ検事は島の開発事業に海外の犯罪組織が絡んでいることをつかむが、ギョンウク本人につながる証拠は出てこない。
ホミョンはナイフを投げつけるなど、ジェスンを激しく揺さぶる。実はこれはホミョンの仕掛けだった。記憶喪失は芝居だと見抜いていたホミョンは、キャンピングカーに小型カメラを仕込み、ジェスンが動くのを待っていたのだ。 案の定、ジェスンはボムニョンとゴンボクに睡眠薬を盛り、受信機を奪って畑へ向かうが、それは偽物だった。本性を現したプルゲの前に本物を手にしたホミョンが現れ、ギョンウクの弱みと北の裏金を材料に共闘を持ちかける。
その頃、ギョンウクは出所したファン・ファサンを抱き込み、ヨンエ検事の始末まで命じていた。 終盤、交渉中の2人の前に正体不明の刺客たちが現れる。
「50%の人生リスタート」あらすじ 11話
ト会長の手下が“ブツ”を狙って襲ってくると、ホミョン、プルゲ、ボムニョンは初めて力を合わせて撃退し、ついにギョンウクの弱みが入ったUSBを手に入れる。夕日を背に並ぶ3人を見たゴンボクは「この3人なら誰にも負けない」と感嘆する。
しかしUSBは暗号化されていて開けず、アクセスした信号が北に伝わり、北朝鮮の精鋭要員リ・チョルジンが島へ向かう。30年の服役を終えたファサンも動き出し、ボムニョンは兄貴分への義理と正しい道との間で揺れる。 一方、ホミョンは国情院に戻る道より、家族と島を守る人生を選ぶ。
そんな中、チョルジンは甥のナミルを人質に取り、プルゲにUSBを渡すよう迫る。プルゲが単身で取引に向かい窮地に陥ったとき、ホミョンが駆けつけて北の要員たちを制圧し、「ハン・ギョンウクに罪を償う準備をしろと伝えろ」とチョルジンに言い放つ。 ギョンウク、ト会長、ファサン、チョルジンら全勢力が島に集まり、最終決戦が迫る。
「50%の人生リスタート」あらすじ 12話(最終回)
ホミョンはあえてチョルジンを逃がし、彼をおとりにギョンウクを捕らえる最後の作戦を立てる。成功の見込みは50%だが、3人は「人生はまだ半分残っている」と覚悟を決める。 チョルジンは島民やダンスクラブの協力で武装工作員として逮捕され、ヨンエ検事はギョンウクが黒幕だとする供述を公表する。検察内部で圧力を受けても、自分の殺害を命じた録音を突きつけて令状手続きを進めさせる。
一方、ホミョンはギョンウクを挑発して廃リゾートにおびき寄せ、ファサンとト会長も同じ場所に集める。ホミョン、プルゲ、ボムニョン、ゴンボクは大勢の敵を相手に戦い、イング兄弟の加勢で形勢が逆転する。ゴンボクはボムニョンをかばって刺され、ホミョンもギョンウクに撃たれるが、警察とヨンエ検事が駆けつけ、ギョンウク一味は全員逮捕される。 ギョンウクが命がけで手にしたUSBには、極秘資料ではなく仮面レーサーの映像しか入っていなかった。
事件後、軽口を叩き合う3人の姿に続き、オラン飯店の家族写真や、ボムニョンとミギョン、プルゲとヨンエ検事のそれぞれの新しい関係が描かれ、物語は温かく幕を閉じる。
