
※本記事は最終話までのネタバレを含みます。
「素晴らしき新世界」あらすじ 1話
朝鮮時代、王の側室として禧嬪の位にまで上り詰めたカン・ダンシムは、国を乱した「妖女」の汚名を着せられ、毒の杯をあおって命を落とす。 ところが目を覚ますと、そこは300年後の2026年のソウル。時代劇の撮影現場で、毒を飲んで死ぬ場面を演じていた無名女優シン・ソリの体に入っていた。 ソリは博物館で、自分が歴史に「悪女」として名を残していることを知り、衝撃を受ける。
一方、冷酷な企業買収で「資本主義の怪物」と呼ばれる財閥御曹司チャ・セゲは、自分の車の前に倒れ込んだソリを当たり屋と決めつけ、2人は初対面から激しく衝突する。 それでも身寄りのないソリは、セゲの権力を自分の身を守る「盾」に使おうと近づくが、冷たく追い返されてしまう。 そんな中、皆既月食の夜にセゲの頭上から物が落ちてくる。危険を察したソリがとっさにセゲを引き寄せ、彼の命を救うのだった。
「素晴らしき新世界」あらすじ 2話
ソリは改めてセゲに自分をそばに置くよう持ちかけるが、あっさり断られる。 行き場のないソリを温かく迎えたのは、ソリの祖母ナム・オクスンだった。見返りのない愛情に触れ、ソリの心は揺さぶられる。
一方、セゲは親族の欲にまみれた家族会議にうんざりする。ソリの言葉が頭から離れないセゲは、前世で女性に救われる不思議な夢を見る。 その頃、ソリは歴史を勉強するなどして21世紀の暮らしに急速に慣れていく。知人のペク・グァンナムについて行ったホームショッピングのアルバイトでは、独特の話術で商品を次々と完売させ、話題の人に。 一方、セゲは新しいコスメブランドの広告モデル探しに頭を悩ませていた。 そんな中、ソリは黒ヤギのスープを見て毒杯の記憶がよみがえり、取り乱したところを番組関係者に襲われそうになる。駆けつけたセゲが彼女を助け出し、2人の距離がぐっと縮まる。
「素晴らしき新世界」あらすじ 3話
ホームショッピングの「完売女」、そして「チャン・ヒビンが憑依した女優」としてネット上で注目を集めるソリ。 セゲはソリのことが気になって仕方がなく、借りていたカードを返すという口実で会いに行っては、質素な食事を心配して韓牛をごちそうする。ところがソリは、肉を焼くようセゲに命じるなど、相変わらず堂々とした態度で彼を振り回す。
そんな中、テレビで王妃役を見たソリは、女優として生きていく決意を固める。 一方、ソリのモデル起用を阻もうとするトップスターのユン・ジヒョは、所属事務所代表のホン・ブソンとともにセゲの会社ビオジェイに乗り込み、ソリの頬を平手打ちする。ソリはすかさず倍の力でやり返し、その場は宮中の争いさながらの修羅場に。 そこへ現れたセゲは、自分がソリの新しい所属事務所の代表だと名乗る。2人は契約を交わし、互いに胸の高鳴りを覚えるのだった。
「素晴らしき新世界」あらすじ 4話
ビジネスだと言い張りながらも、セゲは何かとソリを気にかけ、そんな自分の行動に戸惑う。ソリはセゲの親切をファン心理だと勘違いし、感謝の気持ちを込めた手紙を渡す。ところがセゲは手紙の一文を読み違え、ソリが自分に好意を持っていると思い込んでしまう。
一方、セゲのいとこ(五寸の兄)でチャイル建設代表のチェ・ムンドは、ソリこそがセゲの弱点だと確信する。ソリを陥れようとした助監督も、裏でムンドが操っていたことが明らかになる。 ソリはムンドの顔を見て、朝鮮で自分に毒を与えた王の記憶をよみがえらせ、前世の悲劇を繰り返さないよう、セゲと距離を置こうと決める。 その頃、ソリの祖母をめぐる騒動では、セゲが助けに入りながらも祖父の目を気にして彼女との関係を否定し、ソリを傷つける。 しかし、ソリへの思いを抑えきれないセゲは彼女のもとを訪ね、本心を打ち明けて抱き寄せる。
「素晴らしき新世界」あらすじ 5話
ソリへの恋心を自覚したセゲは、プライドを捨てて思いを告白する。しかしソリは、一生慕うことなどないと冷たく拒絶。 ところがセゲは、それさえ駆け引きだと受け取り、ますます積極的にアプローチを始める。 実はソリも、ひとりになると揺れる本心を隠しきれずにいた。
一方、女優として本格的に歩み始めたソリはドラマの撮影に参加する。共演者のジヒョから冷たい視線を浴びるが、セゲの差し入れで現場の空気が変わる。 そんな中、ムンドはセゲの祖父でチャイル・グループ会長のチャ・ダルスが何か手を打とうとしていることに気づく。
その後、広告撮影のため済州島へ向かう飛行機の中で、セゲが突然意識を失う。ソリは必死に彼を起こそうとするが、除細動器が使われた瞬間、セゲにしがみついていたソリも一緒に感電し、2人とも倒れてしまう。
「素晴らしき新世界」あらすじ 6話
機内の事故で同じ病院に運ばれたソリとセゲ。互いを心配しているのに、顔を合わせると素直になれず言い争ってばかり。自分を嫌っていると言いながら心配するソリに、セゲは戸惑う。
退院後、セゲは済州島での広告撮影現場に現れ、ソリの露出の多い衣装に不満をあらわにする。 その夜、見知らぬ高齢者を助けているうちに道に迷ったソリが姿を消し、セゲは血相を変えて彼女を捜し回る。ようやく見つけ出して抱きしめたものの、つい責めるような言葉をぶつけてしまい、ソリは傷ついて距離を置くと告げる。
その後、海辺で再び向き合った2人。初めて見る海に感激するソリに、セゲは本心を打ち明ける。一度は身を引いたソリだったが、立ち去ろうとするセゲを引き止め、2人は初めてのキスを交わす。
「素晴らしき新世界」あらすじ 7話
済州島でのキスの後、ソリは前世の記憶を思い出し、心が揺らぎ始める。 ソウルに戻ると、セゲの叔母チャ・ジュランがソリの住む屋上部屋を訪れ、現金入りの封筒を差し出す。さらに、セゲの婚約者を名乗るモ・テヒまでがソリを訪ね、セゲにふさわしいのは自分だと挑発する。 ソリは恋心を押し殺し、セゲに冷たい態度をとる。
一方、ムンドの策略により、セゲには飲酒運転とひき逃げの疑惑がかけられる。済州島で一緒にいたソリを証人にすべきだという声が上がっても、セゲは自分よりソリを守ることを優先する。 そんな中、祖母の病気を知ったソリは涙を流す。 ソリの誕生日、セゲが用意していたプレゼントとメッセージを見たソリは、ついに自分の気持ちを認め、窮地に立たされたセゲを守るために自ら動き出す。
「素晴らしき新世界」あらすじ 8話
セゲのため、ソリは記者たちの前に飛び出して会見を開き、セゲの寄付の話題を持ち出して騒動の流れを変える。 ところが喜びもつかの間、テヒがセゲとの婚約を一方的にマスコミへ発表する。激怒したセゲは祖父ダルスのもとを訪れ、テヒとの縁談を整理し、自分はソリに夢中だと宣言する。
一方、足元が揺らぎ始めたムンドは、ソリを利用してセゲを失脚させようと企む。ムンドは祖母の店を盾にソリを脅し、セゲとの醜聞をでっち上げるよう迫る。 その頃、セゲは夢の中で前世の出来事を見て、夢に出てくる女性ダンシムとソリが同一人物なのではないかと気づき始める。 そしてブランドのローンチパーティーの場で、セゲはソリに「お前は誰なんだ」と問い詰める。
「素晴らしき新世界」あらすじ 9話
セゲは夢に出てくる宮女カン・ダンシムについてソリに尋ねるが、ソリは真実を明かせずに思い悩む。 一方、ソリが出演するドラマのラブシーンに嫉妬したセゲは、スポンサーの立場を利用して台本を変えさせ、撮影現場にまで現れる。
そんな中、親知らずの手術で麻酔をかけられたセゲは、再び前世の夢を見る。夢から覚めたセゲの言葉から、ソリは彼が朝鮮でダンシムを大切にしてくれたチョンホン大君イ・ヒョンの生まれ変わりだと確信する。さらに焼け残ったイ・ヒョンの絵を目にし、前世でイ・ヒョンが自分を想っていたことを知る。 過去と同じ後悔を繰り返したくないソリは、もう気持ちを隠さないと決意し、セゲにムンドを警戒するよう忠告する。 その頃、ムンドはセゲを盗聴し、ソリとの写真を材料にセゲを脅していた。 ソリのもとを訪れたセゲは、彼女がどこから来た人間でも自分だけを見てほしいと涙ながらに訴え、2人は涙のキスを交わす。
「素晴らしき新世界」あらすじ 10話
思いを確かめ合ったソリとセゲは、正式に交際をスタートさせる。人気のパン屋に並び、Nソウルタワーを訪れるなど、ごく普通の恋人らしいデートを楽しむ2人。ソリは、もうセゲを一人にはしないと約束する。
一方、チャイル・グループではセゲがグループへの復帰を宣言し、後継者争いが本格化する。追い詰められたムンドは、ついに悪意をむき出しにする。 そんな中、ソリの周囲では不穏な出来事が相次ぐ。 そして、ソリがセゲの祖父ダルスとクッパの店で食事をしていたところに、突然トラックが突っ込んでくる。2人は血まみれになって意識を失い、衝撃の幕切れとなる。
「素晴らしき新世界」あらすじ 11話
トラック事故で意識不明になったソリの魂は、朝鮮時代のカン・ダンシムの体に引き戻される。朝鮮で目を覚ましたソリは、赤い彗星が元の位置に戻ればいずれ魂も本来の場所へ導かれるという巫女ファン氏の言葉から、自分がいつか朝鮮に帰る運命にあることを知る。
一方、現代ではムンドの罠によって、ムンドがチャイル・グループの臨時会長の座に就く。 その後、現代で意識を取り戻したソリのもとに、セゲが駆けつける。だがソリは、自分に残された時間が長くないと直感していた。 体に異変が現れ始めたソリは、名前を借りて生きてきたシン・ソリへの礼儀を守り、セゲとの別れの準備を少しずつ進めていく。その一方で、なぜか身に覚えのない記憶の断片がよみがえり、ソリは戸惑う。 やがてソリは、自分を生きたいと思わせてしまうセゲの腕の中で涙を流す。
「素晴らしき新世界」あらすじ 12話
甘い一夜を過ごしたソリとセゲ。セゲは、お金も名誉も地位もいらない、ソリさえいればいいと本心を伝える。しかしソリは、いつ朝鮮に戻るかわからない不安を一人で抱えていた。 一方、意識を取り戻したダルスは、ムンドの横暴を聞いてもセゲと叔母たちを叱りつけ、ムンドの側につく。
そんな中、クム菩薩は鏡越しに朝鮮にいるソリの姿を目撃する。ソリ自身も、体の元の持ち主から「偽物のくせに」と警告される悪夢を見る。 セゲに母の眠る納骨堂へ連れて行かれたソリは、元いた場所に戻ることになったと正直に告白するが、セゲは絶対に行かせないと声を荒らげて去ってしまう。 その頃、ムンドは祖母オクスンの食堂の取り壊しを予告してセゲを揺さぶり、セゲはソリを守るためにプライドを捨てる。 一方、食堂で幼い頃のソリの痕跡に触れたソリは、祖母との思い出を鮮明に思い出す。実は自分こそが、十数年前に魂が入れ替わった「本物のシン・ソリ」だったのだと気づくのだった。
「素晴らしき新世界」あらすじ 13話
ソリは、幼い頃の事故をきっかけに300年前のカン・ダンシムと魂が入れ替わり、朝鮮でダンシムとして生きてきたことを知る。つらい人生だったが、祖母とセゲに出会えて心が安らいだと打ち明けたソリは、セゲに「百年、共に添い遂げよう」と伝え、セゲも彼女をどこにも行かせないと抱きしめる。 その後、ソリはセゲに暴言を吐く叔母たちに立ち向かうなど、セゲを守る頼もしい存在になっていく。
一方、祖母オクスンのアルツハイマーの症状は深刻になっていく。オクスンは記憶が薄れる中でも、セゲに孫娘を必ず守ってほしいと頼み、ソリと最後の別れを交わす。 その頃、会社を奪われたセゲは世論を味方につけ、ムンドへの反撃に出る。ムンドは息子を連れて行ったダルスに不穏な警告を残す。 そしてクリスマス・イブの夜、ソリのもとへ向かっていたセゲが謎の男に襲われ、血を流して倒れる。泣き崩れるソリの前に現れた巫女ファン氏は、セゲとイ・ヒョンの運命がつながっており、セゲを救うには朝鮮に戻るしかないが、その代わり二度と21世紀には帰れないと告げる。
「素晴らしき新世界」あらすじ 14話(最終回)
セゲを救うため、ソリはダンシムとして朝鮮へ戻り、流刑地のイ・ヒョンのもとへ向かう。王アンジョンがイ・ヒョンに送った食べ物に毒が仕込まれていることを見抜いたソリは、彼を救い、2人で逃げ出す。 しかし刺客に追い詰められ、ソリはイ・ヒョンをかばって矢を受け、共に崖から転落する。
一方、現代では意識を取り戻したセゲが、ソリが昏睡状態のままだと知って絶望する。運命の輪を断ち切った代償として、ソリは記憶を失い、どこにも戻れない「無の空間」にとどまっていた。 セゲは博物館に残されたイ・ヒョンの日記から、自分が見てきた夢がすべて前世の現実だったと悟り、もう待たせないで帰ってきてほしいと涙ながらに叫ぶ。 その声は時空を越えてソリに届き、愛する人を思い出したソリは現代に戻ることを選ぶ。 そして季節外れの霜が舞う奇跡の日、ソリはセゲと再会し、「愛している」と告げる。2人は百年どころか千年先まで共に生きようと誓い合う。 その頃、ムンドはこれまでの悪事が明るみに出て逮捕される。 一方、朝鮮では本来の体に戻ったダンシムとイ・ヒョンが、宮廷を離れて新たな人生へと旅立つのだった。
