「薯童謠(ソドンヨ)」あらす1話〜55話(最終話)|韓国ドラマネタバレ

薯童謠(ソドンヨ)のあらすじ全話

本ページはプロモーションが含まれています

※本記事は最終話までのネタバレを含みます。

目次

「薯童謠(ソドンヨ)」とは?作品の概要と見どころ

「薯童謠(ソドンヨ)」(原題:서동요)は、2005年9月5日から2006年3月21日まで韓国SBSで放送された全55話の時代劇です。SBS開局15周年記念の大河ドラマとして、月曜・火曜の夜に放送されました。演出は「宮廷女官チャングムの誓い」のイ・ビョンフン、脚本も同作のキム・ヨンヒョンが担当しています。

物語のもとになっているのは、『三国遺事』に伝わる薯童(ソドン)と新羅の善花(ソンファ)公主の説話、そして郷歌(ヒャンガ)「薯童謡」です。小説などの原作はなく、伝承をもとにしたオリジナル脚本です。

主人公のチャン(チョ・ヒョンジェ)は、百済の威徳王と舞姫ヨンガモの間に生まれた王子です。しかし自分の出生を知らないまま庶民として育ちます。母の勧めで百済の技術者養成機関「太学舎」の博士モンナス(イ・チャンフン)のもとへ行き、のちに亡命先の新羅で、新羅の真平王の三女ソンファ(イ・ボヨン)と出会います。

見どころは主に次の3つです。

  • 敵国同士の王子と王女の恋:百済の王子と新羅の王女という許されない関係で、何度も引き裂かれながら想い合う2人の物語。
  • 技術で道を切り開く主人公:オンドル、製紙、農地改良などの発明・技術で、チャンが周囲の信頼と地位を得ていく展開。
  • ライバル・サテッキルとの因縁:同じ師に学んだ兄弟弟子サテッキル(リュ・ジン)は、実は新羅の間者。その正体とソンファへの想いが、物語を最後まで大きく動かします。

なお日本では、話数を再編集した全74話版などでも放送・配信されています。本記事は韓国SBSで放送された全55話の話数に沿って、1話から最終回までのあらすじをまとめています。

「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 1話

百済の聖王は新羅との戦いで命を落とし、首は新羅に持ち去られていました。それから長い年月が経ち、威徳王の甥プヨソンが新羅に潜入して、その首を取り戻します。

一方、太学舎の技術者モンナスには、結婚を約束した舞姫ヨンガモがいました。ところが、祭儀を前にした威徳王がヨンガモの舞に心を奪われ、一夜を共にしてしまいます。

モンナスとの未来を絶たれたヨンガモは、深い絶望に沈みます。王が祭儀の前に禁忌を犯したことは、王位を狙う勢力に攻撃の口実を与えることになりました。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 2話

ヨンガモが産んだ息子チャンは、父を知らないまま育ち、いたずらばかりする少年になりました。手を焼いたヨンガモは、太学舎のモンナスのもとで学ぶよう息子に言います。

モンナスこそ自分の父ではないかと期待して訪ねたチャンでしたが、母の手紙を読んだモンナスに冷たく追い返されてしまいます。

そんな中、チャンは追われていた男から一通の手紙を託されます。手紙は、倭国に渡った阿佐太子を亡き者にし、威徳王の弟プヨゲを王位に就けようとする陰謀に関わるものでした。

その頃、プヨゲの即位に関わる祭事の最中に、突然の嵐と轟音、閃光が宮を襲います。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 3話

祭事の混乱は太学舎の仕業だとされ、プヨソンの命を受けたフクチピョンの兵が太学舎に押し寄せます。モンナスは仲間を逃がし、チャンと共に追っ手から逃れる途中で、10年ぶりにヨンガモと再会します。

ヨンガモはチャンに、太学舎の身分証と、王子の証である「五色夜明珠」を渡し、立派な人になるよう言い聞かせます。

モンナス一行とチャンは船で新羅へ向かいます。百済に残るはずだったヨンガモは、モンナスへの想いを捨てきれずに後を追いますが、追っ手の矢に倒れ、命を落とします。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 4話

新羅にたどり着いたチャンは、宮中で舞う少女にひと目で心を奪われます。少女は真平王の三女、ソンファ姫でした。身分の差を思い知らされたチャンは、仕返しのつもりで姫をからかう歌を作ります。これがのちに「薯童謡」として広まる歌です。

チャンは何度も姫と会ううちに心を通わせ、母の形見である太学舎の身分証を姫に渡します。

一方、百済から逃れてきたモンナスたちの技術を狙い、新羅の貴族キム・サフムが動き出します。一行の居場所は突き止められ、兵が迫ります。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 5話

それから10年。新羅の山奥「ハヌルチェ(天の峠)」に身を潜めたモンナスのもとで、サテッキルは優秀な技術者に育っていました。一方のチャンは、過去の騒動の責任を負わされ、仲間として認められないまま暮らしていました。

入学試験を許されたチャンは満点を取ります。不正を疑われますが、文字の形を絵のように覚えていたことがわかり、投票の末に太学舎の一員として迎えられます。

そんな中、街の子どもたちが、かつてチャンがソンファのために作った歌を歌っているのを耳にします。歌を広めていたのはソンファ自身でした。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 6話

真平王は、勝手に動き回るソンファを持て余し、ポリャン法師に預けることにします。

一方、サテッキルは新羅の貴族キム・サフムとひそかに会っていました。サテッキルの正体はサフムの息子で、太学舎に送り込まれた新羅の間者だったのです。

その頃ハヌルチェでは、倭国にいる阿佐太子から「折れない剣」を作るよう依頼が届きます。何度作っても剣は折れてしまいますが、チャンが「芯は柔らかく、刃は硬く」という発想を出し、ついに剣が完成します。これをきっかけに、モンナスもチャンを信頼し始めます。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 7話

チャンは間者の濡れ衣を着せられ、ひどく打ちのめされてハヌルチェを追い出されます。どこからか聞こえる薯童謡に導かれた先で、10年ぶりにソンファと再会しますが、心身ともに限界だったチャンは倒れてしまいます。

ソンファは10年前の出来事をチャンに詫び、2人は子どもの頃に戻ったようにひとときを過ごします。帰り道で襲ってきた者たちをチャンが軽々と退けると、それはチャンの腕を試すためのソンファの仕掛けでした。ソンファはチャンを自分の護衛武士に任命します。

一方、プヨソンは阿佐太子を陥れる計略を進めていました。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 8話

ソンファが飢えた流民たちに捕らえられ、窮地に陥ります。チャンは流民をなだめ、荒れた土地に石灰をまいたり、ミミズを使ったりして土を肥えさせる方法を見つけ出し、ソンファを救い出します。

しかし、姫を危険にさらした責任を問われ、チャンは命を失いかけます。ソンファのとりなしで助かったチャンは、ソンファからの新たな任務を断り、五色夜明珠を胸にハヌルチェへ戻ります。

一方、モンナスのもとには、威徳王の側近ワングから密書が届きます。威徳王の病が悪化しているという知らせでした。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 9話

チャンは記録を照らし合わせ、威徳王の病の原因が「湿気」にあると突き止めます。湿気を取り除く方法を研究した末に生まれたのが、床下を温める「オンドル」でした。土地を肥やした功績で父王の信頼を得たソンファは、近くの寺に住まいを移し、チャンとの距離を縮めます。

一方、刺客から逃れて新羅に入った阿佐太子がモンナスのもとを訪れます。オンドルの技術と薬を百済へ届けるため、チャンが太子の護衛を務めることになります。

しかし、太子の帰国を知ったプヨソンが刺客を放ちます。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 10話

威徳王と阿佐太子が死ねば自分に疑いがかかると気づいたプヨソンは、送り込んだ刺客を始末し、太子を守ったように装います。チャンの機転で、太子は無事に宮へ戻ります。チャンが施工したオンドルのおかげで、威徳王の病状も良くなります。

チャンは太子からそばに仕えるよう誘われますが断り、ソンファに会うため夜通し山を越えます。

一方、キム・サフムは息子サテッキルに、ソンファとの縁談を急ぐよう促します。しかしソンファの心にはすでに別の男性がいると知り、サテッキルは思い悩みます。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 11話

チャンとソンファが抱き合う姿を目撃したサテッキルは激しく動揺し、ハヌルチェの人々を始末するよう父に求める密書を送ります。

そんな中、ソンファが毒蛇にかまれます。チャンは自分の身も顧みずに毒を吸い出して倒れ、その様子を見ていたサテッキルが姫を運び出します。

その後、チャンは偽の身分証が見破られて投獄されますが、新羅の官僚キム・ドハムに助けられます。チャンの身分を何とかしたいソンファは、ドハムがある奴隷事件に関わっていることをつかみ、本人に会いますが、かえって疑いが深まります。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 12話

チャンはついに、自分が百済の人間であることをソンファに打ち明けます。ソンファは大きな衝撃を受け、2人は激しく言い争います。そこへ護衛武士ソチュンが現れてチャンを取り押さえ、ソンファは宮へ戻ります。

一方、宮で職務に打ち込んでいたソンファは、真平王から驚くべき事実を聞かされます。10年前に百済の太学舎の人々が新羅に来たこと、そして、キム・ドハムを間者として送り込んだこと。ドハムの正体は、太学舎のサテッキルでした。

ドハムの父キム・サフムに真相を確かめたソンファは、チャンの身に危険が迫っていると知ります。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 13話

サテッキルは、モンナスが大切にしていた技術書「百済神技」を見つけて盗み出します。しかし中身を見たサテッキルは動揺し、その書物をこっそりチャンの小屋に置いて、罪をなすりつけようとします。

書物がなくなったと知ったモンナスは皆を集めて調べ始めます。手が黒く変色していたチャンとサテッキルが疑われ、モンナスとモジンが2人を厳しく問い詰めます。

そんな中、チャンに危険を知らせようと、ソンファが変装してハヌルチェに忍び込みます。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 14話

モンナスの前に現れたソンファは、チャンと共に行くと宣言します。結果的に、ソンファの行動はチャンとサテッキルの2人を救うことになりました。ソンファの切実な想いに触れたモンナスは、去っていく2人を黙って見送ります。

姫の身分を捨ててチャンと逃げたソンファに、サテッキルは激しく憤り、追っ手を放ちます。チャンとソンファは身分を隠し、庶民として暮らし始めます。

一方、百済と新羅の間では、新たな戦の気配が高まっていました。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 15話

ソンファは護衛武士ソチュンたちに取り囲まれてしまいます。ソンファは懐刀を自分の首に当て、チャンを逃がすための馬を用意させます。2人は再会を誓って別れます。

百済にたどり着いたチャンは、新羅の間者と疑われて捕らえられます。

その頃、プヨソンは軍を率いて新羅に攻め込みますが、罠にはまって大敗し、城は新羅軍に包囲されてしまいます。囚人として牢にいたチャンは、援軍を呼ぶ烽火を上げるため、命がけの役目を引き受けます。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 16話

チャンは見事に烽火を上げ、生き残った囚人たちと共に英雄になります。ところがプヨソンは褒美の約束を守らず、チャンたちを再び戦場へ送ろうとします。チャンが逆らうと、プヨソンは剣を振り上げます。そこへ阿佐太子が現れ、チャンを救います。

一方、新羅のソンファはサテッキルと共に、高句麗との同盟に関わる黄金の鎧づくりに取り組みます。

阿佐太子はチャンを先鋒に任じ、チャンの戦略で新羅軍を打ち破ります。チャンは手柄を太子に譲り、2人は百済の都・泗沘城へ入ります。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 17話

ソンファは、戦で奪われた土地を取り戻す策を真平王と練ります。新羅は百済に「かつてプヨソンが持ち帰った聖王の首は偽物だ」と伝え、土地を返せば本物の首を返すと持ちかけます。

本物かどうかを見分ける方法がない中、チャンは身を隠しながら骨を調べ、市場で生きた人の体まで観察して、頭骨の真偽を見分ける技術の開発に取り組みます。

一方、ハヌルチェではサテッキルが博士に任命されます。ハヌルチェの人々を一掃するため、新羅の兵が様子をうかがっていました。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 18話

新羅兵に襲われたハヌルチェに、モンナスたちを連れ帰るためチャンが駆けつけます。チャンは、矢を受けて倒れたサテッキルを背負って必死に逃げます。追跡を止めたのはソンファでした。一行は船で無事に百済へ渡り、モンナスは10年ぶりに百済の地を踏みます。

一方、追跡を止めさせたソンファは真平王の怒りを買います。問い詰められたソンファがある男性を慕っていたことを打ち明けると、真平王は激怒し、ソンファを幽閉します。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 19話

太学舎の技術部門を任されたチャンは、太学舎を牛耳るプヨゲ派の不正を正すため、責任者のウヨンに公開試験を提案します。技術者と学員を分けて試験を行ったことで、それまで隠されていた不正が明るみに出ます。チャンは太学舎の人々の信頼を得ようと奔走し、長年認められずにいた職人たちの協力を得て、上質な紙の開発に取り組みます。

一方、新羅の宮では、ソンファとチャンの関係が噂として広まり、ソンファとキム・ドハム(サテッキル)は苦しい立場に追い込まれます。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 20話

チャンは上質な紙の開発に成功し、その手柄を、これまで認められずにいた太学舎の職人たちに譲ります。この出来事をきっかけに、太学舎の人々はチャンを信頼し始めます。一方で、不正が明るみに出たことで、責任者のウヨンは追及を受け、後任にはモンナスの名前が挙がります。

一方、新羅では、ソンファとチャンの関係を伏せていたことが問題になり、キム・サフムの家は没落の危機に立たされます。ソンファへの非難も強まり、真平王も苦しい立場に追い込まれます。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 21話

家族の危機を知ったサテッキル(キム・ドハム)は、ひそかに新羅へ戻ります。しかし父キム・サフムの一族は罪人として処罰されることになり、サテッキルは家族を救い出そうとしますが失敗し、追われる身になります。15年間、新羅のために身をささげてきたサテッキルにとって、あまりにも残酷な仕打ちでした。

一方、真平王はソンファの命を守るため、ソンファを寺へ送ります。しかしソンファは寺にとどまらず、ひそかに姿を消します。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 22話

ウヨンは太学舎の責任者を辞め、後任にモンナスを推薦します。誰もが受け入れるかに見えたその時、サテッキルが「チャンは新羅の女性と通じ、モンナスはそれをかばった」と暴露します。空気は一変し、モンナスの就任は保留になります。

さらにサテッキルは、阿佐太子と対立するプヨソンと手を組みます。プヨソンとウヨンは、チャンとモンナスの件を口実に阿佐太子を追い詰めていきます。

一方、ソンファは新羅を抜け出し、百済へ向かいます。娘が逃げたと知った真平王は、武士たちを百済へ差し向けます。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 23話

チャンとモンナスはソヨン島へ送られることになりますが、途中で、かつての戦友「大将」と再会し、島へ行かずに逃げるよう勧められます。

その後、チャンとモンナスは阿佐太子の依頼だと信じ、新しい織物技術の開発に取り組みます。ところが黒幕はプヨソンでした。2人の腕前に驚いたプヨソンは、チャンに自分の配下になるか、島に送られるかを迫ります。

一方、ソンファは身分を偽って隋の商人になりすまし、百済に入っていました。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 24話

チャンはプヨソンの配下になることを拒み、モンナスと共にソヨン島へ向かいます。しかしモンナスの体は弱っていきます。チャンは薬を探そうとしますが、プヨソンの兵に阻まれます。

一方、百済の宮では、隋の使者との交易問題がこじれ、プヨソンが窮地に追い込まれていました。百済が紙や織物を輸入しないと告げたことに隋側が反発し、計略を巡らせていたのです。チャンは、この危機を解決する策を示すとプヨソンに書状を送ります。わらにもすがる思いのプヨソンは、2人を宮へ呼び戻します。宮に入ったチャンは、モンナスを太学舎の責任者に、自分を技術者に任じるよう求めます。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 25話

チャンはモンナスを逃がそうとしますが、モンナスはプヨソンの兵に捕まってしまいます。

一方、隋の使者は百済の鉱山を差し出すか、プヨソンを隋に連れて行くかと迫り、プヨソンは追い詰められます。プヨソンはやむなくチャンの条件をのみ、モンナスを太学舎の責任者に、チャンを技術者に任じます。チャンの献策を得たプヨソンは、隋の使者に強気の姿勢で臨みます。

その頃、商人に扮したソンファは、チャンが危険にさらされていることを知ります。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 26話

チャンとソンファがついに再会し、抱き合って涙を流します。しかし、モンナスの指示でチャンの後をつけていた太学舎のポムロとウンジンに、2人の姿を見られてしまいます。報告を受けたモンナスとモジンは、事態を深刻に受け止めます。

モジンはソンファを新羅へ送り返そうとし、ならず者を使ってソンファを連れ出させます。危ういところでチャンが駆けつけてソンファを救います。チャンとソンファは、2人を引き離さないでほしいとモンナスたちに訴えます。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 27話

ソンファとサテッキルが、百済でついに顔を合わせます。2人とも正体が知られることを恐れ、言葉を失います。商人チン・ガギョンを名乗るソンファはプヨソンに疑われますが、巧みな話術で切り抜けます。

その後、サテッキルはソンファのもとを訪れ、互いの秘密を守ろうと持ちかけます。この会話を聞いてしまったチャンは、ソンファとサテッキルが以前から知り合いだったと知り、大きな衝撃を受けます。ソンファはサテッキルにとって、本来は結婚するはずだった相手でもありました。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 28話

ソンファは、チャンが持つ五色夜明珠が百済の王子の証だと突き止め、チャンに伝えます。自分が王子だと知ったチャンは激しく動揺し、母の形見に隠された秘密と向き合います。チャンはモンナスを訪ね、母と結ばれなかった理由を聞き出そうとします。

一方、プヨソンは自分が始末した第四王子が偽物だったと知り、本物を捜し始めます。阿佐太子も異母弟を見つけ出そうと、ひそかに動きます。

太子の動きを見たチャンとソンファは、太子が弟を殺そうとしているのではないかと誤解してしまいます。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 29話

阿佐太子が王位を継ぐと知ったプヨソンは、サテッキルに太子の暗殺を命じ、自分は疑いを避けるため戦場へ出ていきます。チャンはソンファに頼み、プヨソン側の動きを探ってもらいます。

祭祀に向かう途中で刺客の気配に気づいた太子は、少数の護衛だけを連れて別の道を進みます。しかし、身を清めて祭祀に臨んだところを刺客に襲われ、深手を負います。チャンが刺客を追い払いますが、太子の容体は悪化していきます。サテッキル率いる暗殺団が迫る中、チャンは死にかけている太子の前で、懐から五色夜明珠を取り出します。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 30話

チャンが第四王子だと知り、阿佐太子は喜びます。2人は変装して祭祀の場に紛れ込みます。阿佐太子は王位に就き、チャンは第四王子として名乗りを上げるはずでした。

しかしその直前、太子は刺客の刃に倒れます。太子は百済の未来をチャンに託し、チャンの目の前で息を引き取ります。

一方、捕らえられた刺客への尋問が始まります。サテッキルの裏工作により、刺客は「第四王子の差し金だ」と言い張り、暗殺の罪は第四王子に着せられそうになります。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 31話

モンナスは、威徳王の第四王子がチャンであることに気づきます。ヨンガモがなぜ息子を自分のもとへ送ったのかを悟ったモンナスは、かつて見た「青銅の香炉に火を灯した者が王となり、百済を再興する」という予言を思い出します。

一方、ソンファは阿佐太子を暗殺したのはサテッキルだと確信し、チャンに伝えます。チャンは復讐を誓う一方で、ソンファと故郷を訪ねて、つかの間の幸せな時間を過ごします。

その後、チャンは威徳王の前に進み出て、暗殺者を突き止める方法を申し出ます。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 32話

阿佐太子らの死に心を打ち砕かれた威徳王は、自ら王位を退き、仏門に入ると言い出します。プヨゲやプヨソンは喜びますが、ウヨンは兄プヨソンが父の王位まで狙っていることに気づき、兄に対抗するにはモンナスとチャンの力が必要だと考えます。

一方、モンナスとソンファは香炉の予言の意味を考え、チャンが王に選ばれた理由に思い当たります。モンナスは威徳王を太学舎へ連れて行き、遠くにいるチャンを指して、あれが第四王子だと明かします。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 33話

チャンが自分の息子だと知った威徳王は、さまざまな思いに揺れます。チャンは王の前にひざまずきますが、胸に秘めてきた恨みをぶつけ、王のもとを去ります。そのままソンファと共に百済を離れようとしますが、王やモンナスのことが気がかりで、思いとどまります。

一方、阿佐太子の暗殺を命じたのがプヨソンだと突き止めた威徳王は、ある決意を固めます。王はモンナスを通じてチャンを呼び戻し、ひそかに「武康(ムガン)太子」に冊封します。そして王はワング、モンナスと共に、プヨソン一派を排除する計画を練ります。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 34話

威徳王は密談を装ってプヨソンを呼び出し、隠し持った剣で刺します。毒を塗った刃を受けたプヨソンは倒れますが、王がその場を離れたすきに姿を消します。腹心フクチピョンたちは、行方の知れないプヨソンを必死に捜し回ります。

一方、モンナスは、表向きはプヨゲの即位式としながら、ひそかに武康太子チャンの即位の準備を進めます。王が自らの手でプヨソンを刺したと知ったチャンは、王位に就く覚悟を固めます。王の親衛隊とプヨソンの兵がにらみ合う中、即位式の朝を迎えます。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 35話

チャンは即位の装束をまとい、その時を待っていました。ところが、異変を察したサテッキルがプヨソン派の兵を宮に呼び入れ、死んだと思われていたプヨソンも生きて戻ってきます。

計画が明るみに出たことで、威徳王は宮から逃げることになります。チャンとモンナスも身動きが取れなくなります。第四王子が生きていると知ったプヨソンは、手当たり次第に人を殺しながら王子を捜します。逃げた威徳王はチャンに玉璽を託しますが、サテッキルも王の行方を追っていました。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 36話

王の印である玉璽を探し、プヨソンは血眼になります。モンナスと親しいモジンたちも捕らえられ拷問を受けますが、口を割りません。

一方、チャンは大胆にもウヨンのもとを訪ね、自分を宮へ戻してくれれば、ウヨンが求めるものを差し出すと取引を持ちかけます。兄に対抗するにはモンナスとチャンが必要だと考えたウヨンは、取引に応じます。

その結果、プヨゲが王位に就き、モンナスは太学舎の責任者に、チャンは官職「恩率」に任じられます。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 37話

父プヨゲの人事に激怒したプヨソンは、モンナスとチャンを捕らえ、第四王子の行方を吐かせようと痛めつけます。

王への上奏をめぐってプヨソンが臣下たちを処罰しようとすると、サテッキルが「汚れ役は自分が引き受ける」と言ってそれを止めます。

一方、ウヨンはチン・ガギョン(ソンファ)の勧めを受け入れ、兄に対抗するための私兵を抱えます。そんなウヨンに、サテッキルが「チン・ガギョンとチャンは以前から知り合いだ」と吹き込みます。半信半疑でガギョンの屋敷を訪ねたウヨンは、チャンとガギョンが一緒に出てくるところを目撃します。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 38話

ウヨンは、チャンがかつての威徳王の側近ワングと会っていることを知ります。さらにチン・ガギョンの商団を調べ、ガギョンが偽りの身分だと突き止めます。

一方、王位に就いたプヨゲは重い病に倒れます。父の病を知ったプヨソンは、野心を隠したまま機会を待つことにし、ウヨンは兄への不安を募らせます。チャンとガギョンへの疑いを深める中で、ウヨンは自分がチャンを愛していたことに気づき、涙を流します。ウヨンはガギョンをひそかに捕らえ、捜しに来たチャンもウヨンの私兵に取り囲まれます。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 39話

チャンとソンファの会話を聞いたウヨンは、チャンが第四王子だと知ります。利用されたと感じたウヨンは、第四王子の存在をプヨソンに知らせようとします。ウヨンは「これを届けた者が第四王子だ」と書いた書状をチャン自身に持たせ、プヨソンへ届けさせます。しかしチャンへの想いを捨てきれず、プヨソンが開封する直前に駆けつけて書状を取り下げ、チャンを救います。

チャンはウヨンに、これからは米を多く作る国が三国の時代を制すると語り、百済への忠誠は本物だと伝えます。

そんな中、王位にあったプヨゲ(恵王)が息を引き取ります。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 40話

王の死の知らせを受けたウヨンは宮へ急ぎます。その間に、チャンはサテッキルに連行され、第四王子の行方を厳しく問いただされます。

サテッキルは第四王子の居場所を吐かせようとしますが、チャンは屈せず、逆にサテッキルをあざ笑います。

一方、モンナスを慕うモジンは、モンナスに逃げてほしいと懇願します。しかし翌朝、モンナスはモジンを残して宮へ戻っていきます。

その後、プヨソンが新たな王として即位します。

そんな中、チャンが捕らえられたと知ったソンファは、チャンを救うためサテッキルに迫ります。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 41話

王の前での尋問の場に、チャンとモンナスが引き出されます。サテッキルは第四王子の正体を明かせと迫り、明かさないならモンナスを斬れとチャンに命じます。窮地のチャンは命乞いをしてみせますが、プヨソンは2人を殺そうとします。

その時ウヨンが飛び込んできて、チャンの心に自分の心を奪われたのだと訴え、命を救ってほしいと懇願します。ウヨンが抱えていた私兵は差し出されることになります。

結局、チャンとモンナスは王室の田地で働く奴婢の身分に落とされ、ウヨンも低い官位に降格されます。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 42話

奴婢となったチャンは、仲間の奴婢たちから激しい暴力を受けます。チャンは、工事中の貯水池が手抜きで造られていることに気づきます。まともに造れば民はさらに苦しみ、工事をやめれば自分は宮へ戻れない――悩んだ末に、チャンは民の側に立ち、工事をやめるべきだと進言します。その姿を見た奴婢の頭も、チャンを認めて味方につきます。

一方、サテッキルはソンファが率いるチン・ガギョン商団の裏を探り、貴族たちを抱き込んで、商団に兵を差し向けます。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 43話

サテッキルに追い詰められたソンファは、打開策を探します。ソンファは、サテッキルに不満を抱くフクチピョンを手厚くもてなして味方につけ、王となったプヨソンに直接会う機会を得て、危機を切り抜けます。

一方、国中で盗賊団が暴れ回り、プヨソンを非難する張り紙が出回ります。第四王子が生きていて盗賊を率いているという噂まで広がります。サテッキルはチャンとモンナスに濡れ衣を着せ、プヨソンは2人を宮へ連行して処刑するよう命じます。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 44話

連行されるチャンとモンナスの周りに、民衆が押し寄せます。一触即発の中、チャンが民をなだめ、騒ぎを鎮めます。プヨソンは「2人を殺すべきだ」というサテッキルの意見と、「殺せば民心が揺らぐ」というチン・ガギョン(ソンファ)の意見の間で迷います。

結局、プヨソンはチャンを盗賊討伐の隊長に任じ、モンナスを流罪にします。チャンを慕っていた民は、チャンを裏切り者とののしります。

そんな中、盗賊団はチャンを亡き者にしようと動き出します。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 45話

チャンは、かつての阿佐太子の側近たちをわざと捕らえ、モンナスのいるウォンサン島へ送り込みます。表向きは流罪でしたが、実際には島で挙兵の準備を進めるためでした。モジンまで島へ送られ、事情を知らない太学舎の仲間たちはチャンを恨みます。

しかし島でモンナスと再会したモジンは、チャンが第四王子・武康太子だと知り驚きます。ポムロやウンジンら太学舎の仲間も、やがてチャンの正体を知ることになります。

一方、盗賊討伐の功でプヨソンの信頼を得たチャンは、高い官位に取り立てられます。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 46話

ウヨンはチン・ガギョンが新羅の女性だと知っていることをチャンに告げます。さらにガギョンにも、新羅へ帰らなければチャンが王位に就けないようにすると迫ります。事態を重く見たワングはウヨンを始末しようとしますが、チャンが現れてウヨンを救います。新羅に帰るべきかどうか、ソンファの心も揺れ動きます。

一方、チャンの周辺を探っていたサテッキルは、ウォンサン島に流された者たちが皆元官僚であることに気づき、第四王子が生きているという結論にたどり着きます。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 47話

サテッキルはひそかにウォンサン島へ渡り、モンナスの動きを追って証拠をつかもうとします。

一方、ソンファは父・真平王とひそかに会い、親子の時間を過ごします。しかし新羅に戻らないと告げると、真平王は怒って去ってしまいます。その帰り道、真平王はチャンが百済の第四王子だと知らされます。

その頃ウォンサン島では、モンナスとサテッキルが刃を交え、互いに深手を負います。そこでモンナスは、サテッキルの口から衝撃的な事実を聞かされます。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 48話

サテッキルがウォンサン島に現れたと知ったチャンは、挙兵の時期を早め、蓮灯祭の日に決行すると決めます。ウォンサン島ではサテッキルの兵とチャン側の兵が激しく衝突します。ソンファは貴族たちを説得し、ウヨンはプヨソンの目を盗んで五色夜明珠を見つけ出します。

ところが蓮灯祭の最中、ウヨンが落とした五色夜明珠がプヨソンの手に渡り、第四王子が生きていることが知られてしまいます。捕らえられたチャンは、プヨソンの前で、自分こそが第四王子・武康太子だと名乗ります。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 49話

チャン側の兵は一度プヨソンとフクチピョンを捕らえますが、サテッキルが大軍を率いて現れ、形勢は逆転します。追われるチャンは、モンナスが死んだとサテッキルから聞かされます。逆上したチャンはサテッキルと激しく斬り合いますが、劣勢に追い込まれます。

その時ワングが兵を率いて駆けつけ、チャンを救い出します。

一方、プヨソンに捕らえられたウヨンは、チャンを助けた罪で厳しく責められますが、チャンへの想いから口を割りません。

態勢を立て直したチャンは、プヨソンを追い詰める計略を仕掛け、プヨソンはまんまとその罠にはまります。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 50話

民の支持を集めたチャンは各地を押さえ、宮へと迫ります。焦ったプヨソンは貴族たちを宮に閉じ込め、サテッキルを送ってチャンの軍と対決させます。

一方、王女の身分を回復したソンファのもとに、新羅からポリャン法師と護衛兵が迎えに来ます。新羅の力を借りれば百済は新羅に口出しされ、ソンファを帰せば二度と会えないかもしれない――チャンは葛藤します。ソンファはチャンのために新羅へ帰ることを決め、チャンは「必ず迎えに行く」と告げて背を向けます。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 51話

サテッキルがチャンとの戦いに敗れて倒れます。チャンの軍が都を包囲すると、プヨソンは逃げ支度を始めます。命の危機にあったウヨンは王妃に助けられます。王妃は、チャンが宮に入ってきたら自分の一族を守ってほしいとウヨンに頼みます。

宮を脱出しようとしたプヨソンは、頼みにしていた舅ヘドジュの兵に裏切られます。隠れた部屋で待ち伏せてチャンを討とうとしますが、逆にチャンの剣を受けて捕らえられます。

一方、新羅では真平王がある動きを見せ始めます。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 52話

百済の王となったチャンは、ウォンサン島で、死んだと思っていたモンナスと再会し、抱き合って涙を流します。チャンはモンナスら忠臣を重用し、モンナスを新羅の真平王のもとへ密使として送ります。

一方、百済の貴族たちは、自分たちの私兵と財産を守るため、チャンとウヨンの結婚を進めようとします。

チャンの心がソンファにあると知るウヨンは、複雑な思いを抱えます。

その頃、生き延びたサテッキルは身を潜め、チャンを狙う機会をうかがっていました。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 53話

チャンは真平王とひそかに会い、ソンファとの縁談を話し合います。しかしその最中に国境で戦が起きたという知らせが入り、話し合いは中断されます。

その後チャンはモンナスを使者として新羅へ送り、ソンファとの結婚を望む正式な親書を真平王に届けます。

その後、使節団と共に百済を訪れたソンファは、王となったチャンと再会し、2人は抱き合って喜びます。チン・ガギョンの正体が新羅の王女ソンファだったと知り、ウヨンをはじめ百済の人々は驚きます。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 54話

ウヨンは、王位を守るには自分と結婚するしかないとチャンに迫ります。チャンは国のためにやむなく受け入れますが、心はソンファにあり、2人の結婚はあくまで政略にすぎません。やがて貴族たちの力は抑えられ、チャンは土地を民に返すという方針を通します。

一方、新羅にも百済にも居場所を失ったサテッキルは、刺客に追われる身となります。

そんな中、ソンファが婚礼のため百済の宮へ入ります。チャンは婚礼を祝う宴を開き、宴では百済と新羅の舞姫たちが舞を披露します。


「薯童謠(ソドンヨ)」あらすじ 55話(最終回)

宴に紛れ込んだサテッキルがチャンに刃を向けますが、兵の矢を受けて倒れます。サテッキルは師モンナスの腕の中で、ソンファへの想いを口にして息を引き取ります。

その後、チャンとソンファの婚礼がついに執り行われ、2人は晴れて夫婦になります。ウヨンは静かに宮を去ります。チャンは民に土地を返すなど、約束していた政策を進めていきます。

しかし幸せは長く続きませんでした。真平王が、百済から送られていた人質を殺して同盟を破ったのです。貴族たちは王妃ソンファの処罰を求めますが、チャンはそれを退け、新羅との戦いに踏み出します。戦いは10年にわたって続きました。

父と夫が争う年月の中で、ソンファは重い病に冒されます。ソンファは思い出の地をチャンと訪れ、最後の時を2人で過ごした後、チャンの腕の中で静かに息を引き取ります。モンナスは、ソンファの遺言を添えて、完成した香炉をチャンに手渡すのでした。


「薯童謠(ソドンヨ)」最終回の結末と全話を見終えて

「薯童謠(ソドンヨ)」は、百済の王子でありながら庶民として育ったチャンが、技術と知恵で道を切り開き、百済の王(武王)にまで上り詰める物語です。敵国・新羅の王女ソンファとの恋は、薯童謡という1曲の歌から始まり、婚礼という形で実を結びます。しかし最後は、両国の争いの中でソンファが命を落とすという切ない結末を迎えます。

兄弟弟子でありながら宿敵となったサテッキルが、最期に師モンナスの腕の中で息を引き取る場面も、本作の大きな見どころです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次