※本記事は最終話までのネタバレを含みます。
Netflix韓国ドラマ「マンスリー彼氏」(原題:월간남친/英題:Boyfriend on Demand)は、2026年3月6日に全10話が一挙配信されたロマンティックコメディです。BLACKPINKのジスがNetflixシリーズ初主演を務め、ソ・イングクが職場のライバルPDパク・ギョンナムと、仮想世界の“理想の彼氏”ク・ヨンイルの一人二役に挑みました。監督は「酒飲みな都会の女たち」のキム・ジョンシク。
仕事に疲れたウェブ漫画PDのソ・ミレが、仮想現実で恋愛を“サブスク”できるサービスにのめり込み、現実の恋と向き合っていく物語です。ソ・ガンジュン、イ・スヒョク、オン・ソンウ、イ・ジェウクら豪華俳優が仮想彼氏として次々に登場するのも見どころ。
この記事では、1話から最終回(10話)までのあらすじを各話ごとにネタバレありでまとめています。

「マンスリー彼氏」あらすじ 1話
ウェブ漫画制作会社ネモでPDとして働くソ・ミレ(ジス)は、仕事に追われ恋愛から遠ざかる毎日。同僚PDのパク・ギョンナム(ソ・イングク)とは何かと衝突し、扱いの難しい人気作家ユン・ソン(コン・ミンジョン)の担当まで押しつけられてしまう。仕事に追われるあまり、長く付き合った恋人セジュンを失った苦い記憶も、ミレの心に影を落としていた。
そんな中、ユン・ソンの作品の男性キャラクターが、仮想現実で恋愛を体験できるサブスク型サービス「マンスリー彼氏」に採用されることに。体験レビューを頼まれたミレは、半信半疑のまま仮想世界へ足を踏み入れる。そこで待っていたのは、漫画から抜け出したような御曹司チェ・シウ(イ・スヒョク)だった。
「マンスリー彼氏」あらすじ 2話
シウとのデートは、漫画そのままの気取ったセリフの連続。ミレは最初こそ戸惑うものの、次第にその世界に引き込まれていく。
一方、職場ではユン・ソンの作品と、ギョンナムが担当するファニ作家の新作が同じ曜日に配信されることになり、ランキング争いが勃発。ミレはシウとの体験から、ベタな展開こそ読者を惹きつける“王道”だと気づき、ユン・ソンに新たな展開を提案。作品は見事1位を獲得する。
しかし無料体験で1人の彼氏と過ごせるのは50時間まで。ロマンチックな時間の最中にデートは時間切れとなる。運営側からまだ多くの彼氏候補がいると告げられたミレは、サービスの魅力にのめり込み始める。
「マンスリー彼氏」あらすじ 3話
次の舞台は大学のキャンパス。相手は剣道部の先輩ソ・ウノ(ソ・ガンジュン)だ。ミレは剣道部に入って猛アプローチをかけ、少しずつ距離を縮めていく。
そんな中、元恋人セジュンの結婚の知らせが届き、ミレの心はかき乱される。セジュン本人から謝罪の電話まで入り、別れた当時の記憶がよみがえる。
体験期間が残りわずかになったころ、ミレはウノとの時間を通して、セジュンとの思い出にようやく区切りをつけていく。ところが二人の距離が最も近づいた瞬間、無料体験の期間が終了。ミレは突然、現実へと引き戻されてしまう。
「マンスリー彼氏」あらすじ 4話
日常に戻ったミレだったが、ウノのことが忘れられず、ついに高額な有料プランに登録する。ところが基本プランでは特定のキャラクターを指名できず、ミレは国家情報院の要員や医師、朝鮮時代の刺客など、さまざまな“彼氏”とのデートを重ねていく。
一方、現実ではギョンナムと公募展の審査でコンビを組むことになり、気の重い日々。さらにユン・ソンの原稿の誤字を見落として批判を浴び、ミレはすっかり自信をなくしてしまう。
落ち込むミレを待っていたのは、思いがけない再会だった。約10年後という設定で、社会人になったウノが再び目の前に現れる。
「マンスリー彼氏」あらすじ 5話
社会人同士として再会したウノとミレは、仮想世界で恋人のような日々を重ねていく。有料会員はログアウト後も電話やメッセージが届き、ミレは現実に恋人がいるかのような錯覚に陥る。
そんな中、ネモの泊まりがけのワークショップが開かれる。帰りの車内でギョンナムと二人きりになったミレは、突然「好きです」と告白される。答えに困ったミレは、後日「付き合っている人がいる」と嘘をついて断ってしまう。
その後、ウノが1万人を超えるユーザーと“交際中”の人気キャラクターだと知ったミレは、自分が大勢のうちの一人にすぎない現実に耐えられず、ウノに別れを告げる。マネージャーの勧めで膨大な質問に答え、自分だけのオーダーメイド彼氏「ク・ヨンイル」を作るが、現れた男の顔はギョンナムに瓜二つだった。
「マンスリー彼氏」あらすじ 6話
理想の彼氏ヨンイルがギョンナムと同じ顔だったことに混乱するミレ。作り直しを求めても、オーダーメイド彼氏は一度しか作れないと告げられる。職場ではギョンナムを意識するあまり態度がぎこちなくなり、本人から「避けているのが分かる」と指摘されてしまう。
それでもミレは、ヨンイルとギョンナムは別人だと割り切ってデートへ。自由に旅をする画家ヨンイルとの時間に、次第に心惹かれていく。
一方、ネモのメンバーは釜山のコミックフェスへ出張。ファニ作家が作品賞を受賞し、ユン・ソンは打ち上げで騒動を起こす。その夜、酔って海辺にいたミレの前に現れたのは、ヨンイルではなく本物のギョンナムだった。ミレは思わず彼の顔に手を伸ばしてしまう。
「マンスリー彼氏」あらすじ 7話
物語はギョンナムの視点からさかのぼり、彼がいつ、どのようにミレに惹かれていったのかが明かされる。これまで素っ気なく見えた行動の裏には、ミレへの不器用な想いが隠れていた。
一方のミレは、仮想と現実の境界があいまいになり、ヨンイルとギョンナムを切り分けられなくなっていく。ヨンイルと距離を置こうとしても、彼からは想いのこもった手紙が届く。
職場では、ユン・ソンの作品が1位の座を失い、契約をめぐる圧力が強まる。そんな中、飲み会の後でミレと二人きりになったギョンナムは、「好きだという気持ちのまま行動してもいいか」と問いかける。ミレははっきりとした答えを返せなかった。
「マンスリー彼氏」あらすじ 8話
宣言どおり、ギョンナムはミレとの距離を積極的に縮めていく。クリスマスイブには職場を飾りつけてケーキを用意し、食事に誘うカードまで手渡す。
しかしミレは、誰かを好きになり、その関係がいつか変わってしまうことへの恐れから踏み出せない。ヨンイルにはほかの人に心が動いていることを打ち明けながらも、ギョンナムには「これ以上気軽に近づかないで」と線を引いてしまう。
そして雪の降る夜。忘年会の帰り道、ギョンナムは傘を手にミレを追いかける。互いの弱さと本音をぶつけ合った二人は、ようやく向き合い、キスを交わす。
「マンスリー彼氏」あらすじ 9話
恋人同士になったミレとギョンナムは、展覧会や映画デートを重ね、会社では周囲に隠れて社内恋愛を楽しむ。旧正月の連休には、ミレの家で一緒に過ごすほど仲を深めていく。
一方、契約更新が危ぶまれていたユン・ソンは、新キャラクターで1位を奪還。ところがそのキャラクターが「マンスリー彼氏」の登場人物に似ているとして盗作疑惑が浮上し、サービスそのものも世間の注目を浴びてしまう。
そんな中、ミレは自宅にサービスの機器やレビュー資料をしまったままだったことを思い出し、ギョンナムに見られるのではと青ざめる。その場は何とかやり過ごしたものの、ミレが眠った後、ギョンナムはヨンイルからの動画メッセージを見つけてしまう。そこに映っていたのは、自分と同じ顔をした男だった。
「マンスリー彼氏」あらすじ 10話(最終回)
ヨンイルの存在を知ったギョンナムに、ミレはレビューの仕事がきっかけだったと説明する。しかしギョンナムは気持ちの整理がつかず、二人の間にはぎこちない空気が流れる。
一方、ネモはユン・ソンとの契約を打ち切ることになり、社内は混乱。ギョンナムとの距離に不安を募らせたミレは、答えを求めて仮想世界のヨンイルのもとを訪ねる。
その頃ギョンナムは、自分がヨンイルに嫉妬していたこと、そしてミレへの想いが本物であることに気づく。ミレのもとへ駆けつけた彼はミレを抱きしめ、二人は再び心を通わせる。
ミレはヨンイルに別れを告げ、ヨンイルは寂しげにほほ笑みながら彼女の背中を押す。恋に絶対の保証はなくても、ギョンナムとなら前に進める——そう確信したミレの、ありふれていて愛おしい“現実の恋”が続いていく。
