韓国ドラマ「未婚男女の効率的な出会い方」(原題:미혼남녀의 효율적 만남)は、2026年2月28日から4月5日までJTBCの土日ドラマ枠で放送された全12話のラブコメディです。日本ではディズニープラス(スター)で独占配信されています。
主人公は、ホテルの購買チームで働く33歳のイ・ウィヨン(ハン・ジミン)。「自然な出会い」を待ち続けても恋が始まらず、思い切って「人為的な出会い」、つまりお見合い・紹介デートに挑みます。そこで出会うのが、初対面で「結婚を前提にした付き合い」を切り出す誠実な木工スタジオ代表ソン・テソプ(パク・ソンフン)と、友人の代役として現れた自由奔放な年下男子シン・ジス(イ・ギテク)です。
安定をくれる人か、ときめきをくれる人か――。30代の恋愛と結婚のリアルな悩みを描いた本作の、1話から最終回までのあらすじを1話ずつ紹介します。原作はNAVER WEBTOONで連載されたTARI(타리)作の同名ウェブ漫画ですが、本記事ではドラマ版の展開のみをまとめています。

「未婚男女の効率的な出会い方」あらすじ 1話
ザ・ヒルズホテル購買チームのイ・ウィヨンは、納品トラブルも難なくさばく有能な社員。大学の後輩で同僚のカン・ドヒョンとの間に、ひそかな恋の予感を抱いていました。 ところがドヒョンが相談してきたのは、ウィヨンの後輩でインターンのシム・セビョクと親しくなりたいという話。自分への好意だと思っていた優しさが勘違いだったと知り、ウィヨンはすっかり落ち込みます。
そんな中、幼なじみのイム・スンジュンから「結婚したい人が集まる場なんだから、人として合うかだけ見ればいい」とお見合いを勧められます。自然な出会いにこだわってきたウィヨンは考えを改め、以前紹介を持ちかけてくれた総支配人に頼んで約束を取りつけ、慌てて恋愛の勉強を始めます。
迎えたお見合いの相手は木工スタジオ代表のソン・テソプ。会話は思いのほか弾み、次の約束をほのめかす彼にウィヨンはときめきます。しかし別れ際、テソプから「結婚を前提にした付き合いに同意しますか?」と真顔で問われ、ウィヨンは言葉を失うのでした。
「未婚男女の効率的な出会い方」あらすじ 2話
結婚前提の申し出に答えられないまま別れたウィヨン。その後テソプから連絡が来ず、先輩には「連絡がないのは脈なし」と言われて別のお見合いを勧められます。 実はテソプはウィヨンに好意を持っていたものの、結婚式への出席や海外出張が重なり、連絡を後回しにしていただけでした。
一方、2回目のお見合いに現れたのは、本来の相手から代役を頼まれたシン・ジス。「適当に終わらせてほしい」と頼まれていたジスのちぐはぐな態度に、事情を知らないウィヨンは困惑します。 さらに同じカフェにテソプが現れ、顔を隠して逃げようとしたウィヨンは結局鉢合わせに。ジスはとっさに彼女を「いとこの姉」と紹介してその場をしのぎます。
その後、ジスの誘いで2軒目へ移ると会話は打ち解けたものに。それでもウィヨンは一時の雰囲気だと線を引き、「本当に好きな人と会って」と告げて別れます。2度のお見合いを経て、恋は片方の好意だけでは成り立たないと悟ったウィヨンは、周囲にお見合いの意思を積極的に伝え、本格的な“人為的な出会い”の日々が始まります。
「未婚男女の効率的な出会い方」あらすじ 3話
酔った勢いで知人たちに「いい人を紹介して」と頼んでいたことに気づき、恥ずかしがるウィヨン。しかしそれを新しい出会いのチャンスと受け止め、スケジュールはお見合いの予定で埋まっていきます。さまざまな相手と会う中で、断るのも礼儀だと同僚に教わり、選んだり選ばれなかったりする恋愛の感覚を少しずつ身につけていきます。
そんな中、ウィヨンはアフターの場で2人目のお見合い相手と偶然再会。名前も職業も聞いていた話と違うことから、彼が代役だったと気づきます。立ち去ろうとするウィヨンを追いかけたジスは、本名と年齢、職業を改めて明かし、出演する舞台のチケットを手渡しました。
一方、テソプはウィヨンのホテルから舞い込んだ事業提案をきっかけに、偶然を装って彼女に会おうと奮闘します。ところがホテル側の事情で、提案書を出す前に不採用が決まってしまいます。 その後、選ばれていた業者にデザイン盗用疑惑が浮上し、テソプの「HOME」が唯一の代替案に。HOMEの代表を探し回ったウィヨンは、キャンプ場でテソプと向き合うことになります。
「未婚男女の効率的な出会い方」あらすじ 4話
最初のお見合い相手テソプが、ホテルが以前ポップアップを一方的に取り消したブランド「HOME」の代表だと知り、気まずさを覚えるウィヨン。まずは謝罪から切り出し、テソプの共同代表イ・ウンホとその娘も一緒のキャンプに加わって、少しずつ距離を縮めます。 テソプは、あの結婚の話が冗談ではなく好意と責任感からの本心だったと打ち明け、ウィヨンも他のお見合いをした理由が彼のそっけなさだったと明かします。
しかし、ウィヨンが結局は仕事の協議のために来たと知ったテソプは裏切られた気持ちになり、彼女を冷たく帰してしまいます。 その夜、激しい雨の中で帰る手段を失ったウィヨンを、気がかりで戻ってきたテソプが見つけ出します。弁明の機会を与えられたウィヨンは「見せた姿がすべてではない」と伝え、2人は口づけを交わします。
一方、ジスはウィヨンが通うホテル近くのカフェの店員として現れ、食事に誘います。そこへウィヨンに会いに来たテソプがジスを見つけ、昨夜キスしたことを2人の前で明かし、三角関係が動き出します。
「未婚男女の効率的な出会い方」あらすじ 5話
ウィヨンの提案で、ホテルのポップアップイベントのブース設置をHOMEが担当することに。仕事と私情が入り混じる協業の中、テソプは「仕事が終わったら正式にデートしよう」と真っすぐに告白します。チームに飲み物を差し入れ、客室を一緒に点検して旅の好みを語り合うなど、2人の距離はぐっと近づきます。
一方、ウィヨンとテソプのキスを知ったジスは「付き合っているのか」と確かめ、まだだと聞いて安心。カフェの配達でホテルを訪れた際、熱いコーヒーでやけどを負ったウィヨンを病院へ連れて行き、バイクでのドライブと漢江でのラーメンで彼女の気分を晴らします。 知らせを聞いて駆けつけたテソプは、ジスと一緒に帰宅するウィヨンと鉢合わせしてしまいます。
イベント当日、ジスもバーテンダーとして加わり、3人は再び同じ場に。打ち上げでウィヨンと同じテーブルに座れなかったテソプは、悔しさから深酒をしてしまいます。 翌朝、ホテルの客室で目覚めたウィヨンは同じベッドにテソプがいることに驚き、さらにソファから冷ややかな視線を送るジスに気づいて凍りつきます。
「未婚男女の効率的な出会い方」あらすじ 6話
打ち上げの後、酔ったまま2人の男性とホテルで一夜を過ごしてしまったウィヨンは、前夜の記憶に頭を抱えます。 その日を境に、ジスは自分の気持ちを隠さずウィヨンに真っすぐ迫るように。ウィヨンの周りをうろつくジスにテソプは不快感を示し、ジスも負けじと言い返して、2人の間に火花が散ります。
一方、テソプはついに実現したウィヨンとの初デートを入念に準備。食堂で揺れるテーブルを高さ調整パッドで手際よく直すなど、さりげない気遣いでウィヨンを感心させます。テソプの家を訪ね、一緒に映画を観るうちに、2人はロマンチックな雰囲気に包まれます。
そんな中、ジスの所属する劇団を支援する企業の夫人がトップ女優ソン・ジョンアの親友であること、さらにジョンアと親しい医師シン・ジフンがジスの父親であることが明らかになります。ジョンアをめぐるスキャンダルにジスが関わっていると知り、ウィヨンは混乱します。
「未婚男女の効率的な出会い方」あらすじ 7話
テソプとのおうちデート中、ウィヨンは行きつけの鶏足店の女将イ・スンジュがテソプの母親だと知って驚き、思わず帰宅します。恋愛が家族まで関わる段階に来たことを実感し、真剣に考え込むウィヨン。
その頃、散歩に出たウィヨンは偶然ジスと出会います。劇団を辞めたと話すジスは、「親がいないから心配してくれる人もいない」と言い残して去っていきます。 翌日、ウィヨンはジスの父とソン・ジョンアが恋人関係にあり、ジスがジョンアの義理の息子だという記事を目にします。前日の言葉の意味に気づいて彼を捜したウィヨンは、その日がジスの母の命日だと知り、雨の追悼公園で立ち尽くすジスを見つけて傘を差し出しました。
ウィヨンへの想いを自覚したジスは、改めて食事に誘い、家庭の事情から愛を信じられなくなった過去を打ち明けます。家まで送ったジスは「俺、君が好きだ」と告白し、演技への再挑戦やオーディション、これからのデートの計画まで語ってウィヨンの心を揺さぶります。 その瞬間、ウィヨンに会いに来たテソプが現れ、3人の間に張り詰めた空気が流れます。
「未婚男女の効率的な出会い方」あらすじ 8話
マンションの前で、告白するジスと現れたテソプがにらみ合い、ウィヨンはその場を逃げるように家へ入ります。 翌日、ホテルではコーヒーの差し入れや頻繁な連絡など、2人の猛アプローチ合戦が始まります。2人が同時に訪ねてくると、ウィヨンはどちらからも目をそらしてしまいます。幼なじみのスンジュンには「早く決めろ」、ソン・ジョンアには「ぶつかる中で気づくこともある」と助言を受けます。
そんな中、テソプは競争心を捨ててウィヨンを訪ね、気持ちが先走って彼女の心を思いやれなかったと謝罪。「確信が持てるまで待つ」と伝え、彼女の負担を軽くします。 一方のジスは土曜の約束を取りつけ、中古車まで買ってドライブ、食事、カフェと続くデートを用意します。
しかしデートの間もテソプのことばかり思い浮かべてしまうウィヨンは、ジスに「テソプをこれ以上待たせたくない」と伝えます。 その後、セビョクの送別会に招かれたテソプを訪ねたウィヨンは、店の前で酔って眠る彼を発見。「好きです」と気持ちを伝え、2人はキスを交わして恋人同士になります。
「未婚男女の効率的な出会い方」あらすじ 9話
長い道のりを経て恋人になったウィヨンとテソプは、幸せな時間を満喫します。おうちデートで結婚観を語り合い、仕事中も応援のメッセージを送り合うなど、2人の仲は順調そのものです。
そんな中、お見合い生活は卒業したはずのウィヨンが、取引先との「ビジネスミーティング」として高級レストランでウ・ジュンという男性と会うことに。「今は仕事中です」ときっぱり伝えるウィヨンに対し、ウ・ジュンは「親しくしておいたほうが仕事もうまくいく」と圧力をかけてきます。 険悪な空気が流れる中、その場にテソプが現れ、ウ・ジュンを制止して事態に割って入ります。
※9話のジス側の展開(2人の交際を知った後の反応など)は、情報源が限られるため本記事では割愛しています(末尾「情報不足の話数」参照)。
「未婚男女の効率的な出会い方」あらすじ 10話
ビジネスミーティングのはずが、自分の知らないうちにお見合いの場として仕組まれていたと知ったウィヨン。正式に問題を提起すると、チーム長オ・ミョンウンから謝罪を受け、会社からは気持ちを落ち着けるための休暇を勧められます。 休暇中、テソプの木工スタジオ「HOME」でデートを楽しんだウィヨンは、彼と過ごす時間がいちばん幸せだと気づきます。
その後、忙しくなった後輩チョン・ヒョンミンを手伝うため、ウィヨンは束草への出張に同行。日程の終わりに合わせてテソプも合流し、2人は初めての1泊2日旅行へ。海辺を手をつないで歩き、デート中のヒョンミンとスンジュンにも偶然出くわします。
ところがホテルのチェックアウト時、長く別居中の父イ・テソンが現れ、ウィヨンの心は揺れます。 ソウルに戻ると、テソプを見送る姿を母パク・ジョンイムに見られ、正式な挨拶の席を設けることに。迎えた当日、玄関に立っていたのはテソプではなく父テソンで、母の表情は一気にこわばります。
「未婚男女の効率的な出会い方」あらすじ 11話
父の突然の訪問で、母ジョンイムはテソプとの挨拶の席を早々に切り上げてしまいます。傷ついたウィヨンは母と激しく言い争って家を飛び出し、事情を聞いたテソプは「うちで一緒に暮らそう」と申し出ます。 テソプとの暮らしの中で、ウィヨンは両親の結婚記念日を祝ったことも、母を自分の働くホテルに招いたこともなかったと振り返ります。
テソプに対話を勧められて実家へ戻ろうとするものの、家の前で踏み出せず、実家に戻ったふりをしてホテルに泊まるウィヨン。しかし、家の前でジョンイムと出くわしたテソプにそのことが知られてしまいます。ウィヨンが本音を打ち明けると、テソプは「仲直りのペースは君が決めて」と彼女の気持ちを尊重しました。
翌日、勇気を出して母をホテルに招いたウィヨン。しかし再会もつかの間、ジョンイムが倒れてしまいます。展示会のオープンを控えていたテソプも迷わず駆けつけ、彼女のそばに寄り添いました。 回復した母から「いい人みたいね」と言われたウィヨンは、テソプが自分のために作った作品の展示が終わりに近いと気づいて会場へ。「恋人のための椅子」の前で彼の細やかな想いに胸を打たれ、改めて本心を伝えます。
「未婚男女の効率的な出会い方」あらすじ 12話(最終回)
友人ウンミの結婚報告の集まりで、ただ一人の未婚者として質問攻めにあうウィヨン。「結婚相手だという確信はどうやって持つの?」と尋ねると、友人たちは「この年齢で付き合えば自然と結婚を考える」と答え、ウィヨンは考え込みます。 その頃、テソプは工房で「はめたカップルは必ず結婚する」という指輪の話を聞き、ウィヨンに贈ろうと内緒で指輪のサイズを探り始めます。
翌日、母ジョンイムと向き合ったテソプは、仕事や将来についての問いにも誠実に答え、母娘を安心させます。 迎えたウンミの結婚式当日、不安で泣き崩れる新婦に「つらければ入らなくてもいい、そばにいる」と寄り添う新郎の姿を見て、ウィヨンは結婚も人生も、不確かな中で一歩を踏み出すことなのだと気づきます。
式を終えた後、テソプは用意した指輪だけを差し出します。するとウィヨンは、かつてテソプが言った「結婚を前提にした付き合いに同意しますか?」という言葉をそのまま返し、2人は結婚を前提にした関係を歩み始めます。
一方、ジスはウィヨンの応援を胸に俳優の道へ本格的に踏み出し、母ジョンイムは長年の別居に区切りをつける決断を下すなど、それぞれが自分の答えを見つけて物語は幕を閉じます。
