※本記事は最終話までのネタバレを含みます。
韓国ドラマ「スプリング・フィーバー」(原題:스프링 피버)は、2026年1月5日から2月10日までtvNで放送された全12話のラブコメディです。 ソウルで人気教師だったのにある出来事をきっかけに心を閉ざしたユン・ボム(イ・ジュビン)と、見た目は荒っぽいのに情に厚いソン・ジェギュ(アン・ボヒョン)が、海辺の小さな町シンス邑で少しずつ心を通わせていく物語です。
この記事では、1話から最終回までのあらすじを1話ずつ、結末までネタバレありでまとめました。

「スプリング・フィーバー」あらすじ 1話
小さな海辺の町シンス邑では、ソウルから来た教師ユン・ボムが噂の的でした。人気教師だったはずの彼女がなぜここにいるのか、本人は何も語らず、夜ごと悪夢にうなされています。
そんな中、生徒ソン・ハンギョルの叔父ソン・ジェギュが、甥の表彰の件で学校に乗り込んできます。強面の彼に職員室は騒然としますが、校長にコーヒーを頼まれたボムに代わり、ジェギュは自分でコーヒーを淹れ、ボムに「美人」と臆面もなく言い放ちます。
その夜、ボムはジェギュが手にした串焼きを凶器と勘違いして逃げ出しますが、彼は塀を乗り越えて開かなくなった彼女の家のドアを開けてくれます。 一方、ジェギュは周囲に「ボムは自分を覚えていない」と漏らし、2人に過去の接点があることがほのめかされます。
ラストは保護者面談。巨大な金のなる木の鉢植えを抱えて現れたジェギュが、ボムを「ボム(春)ちゃん」と呼び、彼女を動揺させます。
「スプリング・フィーバー」あらすじ 2話
ジェギュは贈った鉢植えを口実にボムの家を訪ね、遠慮なく距離を詰めてきます。父との電話で涙ぐむボムを、彼は不器用ながらも彼なりのやり方で慰めます。
その後、ボムはハンギョルとセジンが所属するエネルギー部の顧問になります。無職だと思っていたジェギュが発電所で働いていると知って驚き、見学先で再び彼と顔を合わせることに。関わらないと決めていたボムですが、気づけば警戒心がほどけていきます。
そんな中、ハンギョルのせいで万年2位のセジンが、成績のプレッシャーに耐えかねて家出してしまいます。 ボムとジェギュはセジンを探してソウルへ向かい、地下鉄で見知らぬ男性と親しげにしている彼女を見つけます。
ボムが乗った電車が発車すると、ジェギュは駅から駅へ全力疾走し、次の駅で閉まりかけたドアに飛び込みます。よろけたボムの腰を支えた瞬間、ボムの脳裏に、かつて同じように自分を支えてくれたジェギュの記憶がよみがえります。
「スプリング・フィーバー」あらすじ 3話
セジンと一緒にいた男性は、ジェギュの10年前の親友で、いまは犬猿の仲になった弁護士チェ・イジュンでした。イジュンは、女優チョン・ナンヒから捜してほしいと頼まれていた娘がボムだと気づきます。
ボムとジェギュはハンギョルのためにホテルで一泊することに。気まずさから外へ出たジェギュは、プールで溺れた子どもを助けますが、見た目のせいで親に誤解されてしまいます。その場を収めたのはボムでした。
町に戻ると、ジェギュはハンギョルの叔父ではなく実の父親だという噂が広まっていました。ソウルで見た彼の優しい一面に心が揺れていたボムは、噂が気になって仕方ありません。 さらに、ジェギュが助けた子犬に「ハンギョル」と名付けたのを見て、ボムは「やはり父親なのでは」と勘違いします。
モヤモヤを晴らすため、ボムは自分からジェギュを誘い出します。ボムの好意を確信したジェギュの問いに、ボムは「そうです」と答え、2人の間に”青信号”がともります。
「スプリング・フィーバー」あらすじ 4話
1年前、保護者との不倫疑惑で家族にさえ背を向けられたボム。そのとき唯一彼女の手を握ってくれたのがジェギュだったことが明かされます。ボムは、なぜかジェギュに振り回されてしまう理由を「無意識のうちに彼に借りがあると感じているから」だと打ち明けます。
ボムの家にハチの巣ができたと聞いたジェギュは、全身を防護して駆けつけ、巣を取り除くだけでなく木まで切り倒してみせます。 一方、ボムとイジュンが顔を合わせる機会が増え、ジェギュの嫉妬は募るばかり。ボムはそんなジェギュから距離を置こうとします。
シンス高校の体育大会では、ジェギュが青組、イジュンが白組の代表として対決することに。ジェギュはハンギョルら生徒たちを猛特訓します。 教務部長のホン・ジョンピョからボムが青組に移ったと聞かされ戸惑うジェギュですが、実際のボムの所属は白組。ボムが「白組、勝つ準備はできてる?」と声を張り上げ、対決の幕が上がります。
「スプリング・フィーバー」あらすじ 5話
町いちばんのお祭り、シンス高校の体育大会が開幕します。ボムが白組に移ったことを知らずに出場を辞退していたジェギュは、後になって事実を知り慌てます。
ジェギュを欠いた白組は苦戦続きで、ボムの表情も曇っていきます。 その頃、ハンギョルはリレーでわざとバトンを落とし、セジンに1位を譲ります。
ハンギョルとの約束のために出場できないジェギュのもとを、ボムが自ら訪ねます。ボムの言葉に心を動かされたジェギュはグラウンドに戻り、綱引きでイジュンに圧勝、くす玉割りも制して流れを一変させます。 しかし、2人を遠くから見つめる謎の女性の存在が不穏な空気を残します。
保護犬ボムシギをきっかけに、2人の距離はさらに縮まります。ボムの口から出た「愛してる」の一言にジェギュは固まってしまいます。 ラスト、なぜ自分を突き放したのかと問うジェギュに、ボムは「私が一線を越えてしまいそうで」と本音を明かします。
「スプリング・フィーバー」あらすじ 6話
ジェギュへの好意は認めつつも、保護者である彼とは付き合えないと告げるボム。ジェギュは、ハンギョルが卒業するまでの2年間待つと宣言し、それまでは公的な関係を守ると約束します。
ところが、ボムはジェギュが謎の女性と一緒にいる姿を目撃し、2人が深い仲だという噂まで耳にして嫉妬に駆られます。翌日、ボムは普段とは打って変わって着飾った姿で登校します。 一方のジェギュは、瞑想やツルハシ仕事でひたすら気持ちを抑え込もうとします。
そんな中、ボムの家を訪ねたジェギュが泥棒と間違われ、警察に連行されてしまいます。真相は鍵の修理に来た鍵屋の勘違いでしたが、ジェギュは留置場へ。 ボムは彼を釈放させるため、町中のドアロック交換を引き受け、鍵屋の前でひざまずき、縁を切っていた母ナンヒにまで助けを求めます。
すべてが自分のためだったと知ったジェギュが駆けつけると、ボムは「信じろと言ったのに2日ももたずに他の女と」と涙ながらに責めます。ジェギュは「待てなくてすみません」と言って彼女に口づけします。
「スプリング・フィーバー」あらすじ 7話
勢いでキスを交わし、互いの気持ちを確かめた2人。謎の女性について問われたジェギュは事情を話せず、「保険の外交員」だとごまかします。 ハンギョルの卒業まで関係は秘密にすると決めた2人は、正式に付き合う前に「1日だけデートする」と約束します。
一方、ボムが顧問を務める部活「グリーンナレ」の生徒たちが、ジェギュの会社を見学することに。ジェギュは風力発電機からロープで降下するという衝撃的な登場で、生徒たちの視線を奪います。 ボムはこのとき、町の要注意人物だったジェギュが、実はエネルギー会社「JQエナジー」の代表だったと知って仰天します。
そして迎えたデート当日。日の出デートは柔術仲間の乱入で台無しになり、グルメ店や遊園地でも知り合いと鉢合わせしてしまいます。 遊園地を楽しめなかったボムのために、ジェギュは自ら”ジェギュランド”を開いて1日を締めくくります。
2年後を約束した別れ際、ボムの「一度だけ抱きしめて」という願いに応えるジェギュ。しかしその抱擁を、物陰から見つめる男がいました。
「スプリング・フィーバー」あらすじ 8話
2人の関係は、シンス高校の教師チョン・ジニョクにバレてしまいます。ジェギュはひざまずいて口止めを頼み、ジニョクは見返りとして、イジュンの事務長の身辺調査を持ちかけます。さらにジェギュは、ジニョクの指示で柔術の勝負にわざと負けることに。
一方、ボムはジェギュが「保険の外交員」と言っていた女性ソン・ヒヨンと鉢合わせし、火花を散らします。嘘に気づいたボムはジェギュの家を訪ね、ヒヨンがジェギュの姉であり、ハンギョルの実母だという事実を知ります。ボムは、母が生きていることを知らずに育ったハンギョルの気持ちを考えるようジェギュを諭します。
そんな中、シンス邑を台風が襲います。唯一電気が通っているジェギュの家に住民たちが集まる中、ボムだけが姿を見せません。 ジェギュは嵐の中へ飛び出し、落ちてきた看板からボムを身を挺して守ります。涙を見せるジェギュに、ボムは頬へのキスで応え、2人は口づけを交わします。
しかしその頃、ハンギョルはジェギュの部屋でヒヨンから届いた遺産分割協議書を見つけてしまいます。「母さんは生きてるのか」と問い詰めるハンギョルに、ジェギュは言葉を失います。
「スプリング・フィーバー」あらすじ 9話
母ヒヨンが生きていると知ったハンギョルは、ジェギュと初めて激しく衝突します。関係を修復しようと、ジェギュはハンギョルも参加する予定の町の宴に力を注ぎますが、当日ハンギョルは姿を見せません。 さらに宴の席で、住民やジニョクによってジェギュとボムの交際が明るみに出てしまいます。
その頃、ハンギョルは一人でソウルへ行き、実母に「母さんと呼んでいいか」と尋ねます。しかし、ジェギュとヒヨンの電話を耳にし、母の優しさが取り決めのうえでの演技だったと知って打ちのめされます。 そばに寄り添ったのはセジンでした。ハンギョルは彼女に想いを告げ、2人は気持ちを確かめ合います。家に戻ったハンギョルは、少しずつジェギュと和解していきます。
一方、ボムは交際について学校から圧力を受けますが、同僚ソ・ヘスクの後押しで隠すのをやめると決意。ジェギュと町で堂々とデートし、一夜をともにします。 ところがラスト、ボムの母ナンヒがシンス邑に現れ、「ここからは私が片をつける」と言い放ちます。
「スプリング・フィーバー」あらすじ 10話
娘を訪ねてシンス邑へ来たナンヒは、事故に遭いかけたところをジェギュに助けられます。車が故障したナンヒは、彼が娘の恋人とは知らないままジェギュの家に泊まることになり、そこでボムと再会。2人の関係を知ったナンヒは猛反対しますが、2人の絆は揺らぎません。焦ったナンヒは町に居座って2人を見張ることにします。
母との再会で、かつて保護者に頬を打たれた記憶がよみがえり、ボムは心をかき乱されます。ジェギュは柔術道場に連れ出して彼女の気分を晴らします。 そんな中、ジェギュを尾行していたナンヒが再び事故に遭いかけ、ジェギュが身代わりとなって交通事故に遭います。大事には至りませんでしたが、自分のせいだと怒りと罪悪感をぶつけたボムは、一人で抱えてきたトラウマをジェギュに打ち明けます。
一方、ジェギュとイジュンの過去も明らかに。暴力的な父のもとで育ったジェギュを、イジュンは金銭面で支えていました。しかし火事でジェギュの父が亡くなると、イジュンは「ジェギュが父親を殺した」と確信するようになったのです。 その言い争いを偶然聞いたボムは、ジェギュを信じて寄り添います。ところがジェギュは「父は僕が殺しました」と衝撃の告白をします。
「スプリング・フィーバー」あらすじ 11話
ジェギュは、家が火事になった日、父を救えずハンギョルだけを連れて逃げ出したことを初めてボムに打ち明けます。この過去を知っても、ボムの気持ちは変わらないのか。ジェギュは不安を隠せません。
ボムはジェギュを慰める方法を考えた末、姉のヒヨンを訪ね、弟を理解して許してほしいと頼みます。ヒヨンはジェギュに長年伝えられなかった謝罪を伝え、腕のやけどの痕は父を救えなかった証ではなく、ハンギョルを救った証だと告げます。ジェギュは長いトラウマから少しずつ解放され、ボムはその傷痕にそっと口づけします。
一方、ナンヒがシンス邑を訪れたという話を聞きつけた記者が町に現れ、ボムの過去を嗅ぎ回り始めます。 イジュンからの連絡でそれを知ったジェギュは、イジュンとともにソウルへ向かい、記者の事務所に乗り込みます。女優の娘というだけで私生活を暴こうとする記者にきっぱりと線を引き、2人は不倫疑惑が誤解であることを訴えます。この一件で、ジェギュとイジュンは互いを友だと思ってきた本心を確かめ、長年のわだかまりを解きます。
しかし、町には「不倫教師」の噂とナンヒの娘であることが広まってしまいます。不吉な予感を抱いたボムは、ジェギュの前から姿を消します。
「スプリング・フィーバー」あらすじ 12話(最終回)
ボムは、有名女優の母を理由に沈黙してきた過去の不倫疑惑から、もう逃げないと決意します。シンス邑に来た経緯を学校のホームページの掲示板で包み隠さず公表し、実家でイジュンと両親にも会います。生徒たちにもすべてを正直に語るボムのそばを、ジェギュは最後まで離れません。 同僚教師や町の人々も、何事もなかったように振る舞いながら2人を見守ります。
やがて学期が終わり、ボムがソウルへ戻る日が近づきます。2人は初めて出会った場所や家の前で写真を撮って思い出を残し、シンス邑での最後の夜を過ごします。
1年後。ボムはイジュンの助けで不倫疑惑をめぐる裁判に勝訴し、かつての自信を取り戻していました。 一方のジェギュは、シンス高校の行事「成功した社会人との出会い」に登場し、かつてとは違って町の人々から歓迎されます。
ボムは、ジェギュから「会いたくなったら開けて」と渡されていた箱を開け、急いでシンス邑へ向かいます。中に入っていたのは、ジェギュが傷痕を隠すために着けていた龍柄のアームカバー。そこには、ボムと出会ってようやく傷を見せる勇気が持てたという、彼の想いが記されていました。 ジェギュが用意したプロポーズに、ボムは彼の言葉が終わる前に「イエス!」と答え、長い冬を越えた2人に春が訪れます。
